公約を変えれば、つぎの衆院選で
大勝利する可能性があるというツイートです。
選択的夫婦別姓の議論を衆院選後に持ってくるのは、そこを選挙の争点にすると負けるからだろうなと思っていたけど、今般の前哨戦で自民が全敗した今、思い切って賛成に鞍替えすれば衆院選大勝利のチャンスなのにな
— Dr Remi (@DrRemi3) April 27, 2021
このツイートはふたつ論点があると思います。
ひとつは「自民党は選択的夫婦別姓に
賛成に鞍替えできるのか?」です。
この答えは、わたしはきわめて否定的です。
自民党は選択的夫婦別姓に賛成に
方針変更などまったくできないでしょう。
自民党の反対派(非共存派)議員の
猛烈な抵抗とがんめいきわまりなさは、
第5次男女共同参画の基本計画や、
議連設立でもよく現れていると思います。
「第5次男女共同参画・選択的夫婦別姓」
「大幅に後退した選択的夫婦別姓」
「自民党・反対派の議連のほうが大人数」
「自民党・選択的夫婦別姓を先送り」
自民党はこのような反対派(非共存派)
議員を大勢抱えた状態です。
選択的夫婦別姓の導入を公約になど
できるはずもないことです。
首相に強力な指導力があって
選択的夫婦別姓の導入を公約にすると
宣言しても、反対派(非共存派)議員たちは
猛烈にふきあがってつぶすでしょう。
ましてや菅義偉のように、選択的夫婦別姓の
導入にあまり乗り気でない首相とあっては、
なおさら導入を公約になどしないと思います。
それゆえ選択的夫婦別姓に賛成に鞍替えして
選挙を有利にしようということを、
自民党は考えないことになります。
彼らは自民党は選択的夫婦別姓に
反対を続けたまま、選挙で負けないためには
どうするかを考えるということです。
不思議なのは別姓にするような夫婦でありながら、何で子の姓となるとこんなに偏るのでしょうか。
日本なら違ってくるというのでしょうか。