2021年06月08日

toujyouka016.jpg 密室の議論で法案をつぶす自民党

6月1日エントリの続き。

性的少数者の理解増進法の今国会への提出を、
自民党は断念することに対して
批判的なツイートです。

このツイートでは自民党の党内会議である
総務会で議論してつぶすことが
非民主的であることを問題にしています。

 


LGBTなど性的少数者をめぐる「理解増進」法案について、
自民党の佐藤勉総務会長は28日、
今国会への提出を断念する意向を示した。
国会会期末が6月16日に迫っており、
28日開かれた党内手続きの最終関門である総務会で、
審議日程が確保できないと結論づけた。

自民党はむかしから事前審査・承認制度という
党内手続きがあり、政府提出する法案は、
すべてこの党内手続きを経るようにしています。

性的少数者の理解増進法のように、
がんめいきわまりない反対派議員がいると、
この党内手続きを、法案提出をつぶす
場所として利用されることになります。

ある程度情報は出てくるとはいえ、
自民党の党内会議ですから、
外部に公開されるわけではなく、
「密室」の会議と言ってよいと思います。

自民党内部の議論だけで法案提出を
つぶして、国会で審議しないのですから、
非民主的であることはたしかだと思います。


選択的夫婦別姓法案は、20年以上前から
自民党はこのような党内手続きを利用して
反対派(非共存派)議員たちが
法案提出をつぶし続けてきたのでした。

「自民党法務部会の実態 民法改正法案提出阻止の現場」
「2004年の法務部会(1) マニアだけで議論? 対案は心の中に?」

情報は出ていたにもかかわらず、
かかる「密室」の議論が目立って
問題にならなかったのは、一般のかたが
選択的夫婦別姓問題や、自民党の意思決定プロセスに
さほど関心を持たなかったからだと思います。

かかる自民党の党内手続きのやりかたが、
ここへきてようやく一般のかたの眼にも
触れるようになったということです。


最初のツイートのかたは、自民党が党内手続きで
法案提出をつぶす「密室」の議論に
フラストレーションを感じているようです。

自民党があたりまえのように続けている
法案提出のプロセスは、一般のかたからは、
はなはだフラストレーションを感じる
やりかたということになります。

そしてこのような一般のかたが
フラストレーションを感じるやりかたで、
選択的夫婦別姓法案は何度も提出を
阻止され続けてきたということです。

posted by たんぽぽ at 22:37 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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