性的少数者の理解増進法の今国会への提出を、
自民党は断念したことについて、
ものすごく怒っているかたです。
「さすがにふざけている」とまで言っています。
差別禁止規定もない「理解増進」という骨抜き法案で、しかも理解広げる施策の前提に「差別は許されない」という認識を示すことすら反対し、会合では「LGBTは種の保存に背く」やトランス嫌悪を助長する発言を散々して謝罪もなく、結局法案は提出しないと。流石にふざけてるな。https://t.co/XILt2dJJFR
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) May 28, 2021
2016年当時から追ってきた二階堂記者「まさか当時を上回る反対論が公然と語られるとは思わなかった」「古いイデオロギー闘争に固執した主張は当事者不在にみえた」「苦渋の与野党合意を、自民党が壊そうとしている」与党内から「断念はサボタージュだ」という声も。https://t.co/ogFxMKdSt5
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) May 28, 2021
5月30日(日)23:59まで署名を募集しています。発言の撤回や謝罪もなく、党としても何も対応していない。ヘイトを撒き散らして終わりはあまりに不条理です。ぜひ署名と拡散のご協力をよろしくお願いします。#自民党はLGBT差別を放置するなhttps://t.co/qam8rIEGGr
— 松岡宗嗣 (@ssimtok) May 28, 2021
いかんせん、自民党のしたことは、
1. 「差別や許されない」ことにも反対。
2. 性的少数者に対する差別発言を
さんざんくりかえして謝罪もない
3. 結局法案提出しない
ですから、お怒りはごもっともです。
6月8日エントリでも触れましたが、
自民党は選択的夫婦別姓法案に対して
同様のことを、くりかえしていました。
選択的夫婦別姓問題にかかわるかたは、
何度も見せられた光景なので、
「見慣れている」かもしれないです。
その「見慣れた光景」は、
「さすがにふざけている」と糾弾して
しかるべきしろものということです。
自民党の理解増進法の反対派議員たちは、
「古いイデオロギー闘争に固執した
主張は当事者不在」と評されています。
選択的夫婦別姓に関する自民党の反対派
(非共存派)議員の主張も同様だと思います。
「苦渋の与野党合意を、自民党が壊そうとしている」
というのは、朝日新聞の記事に出ている
つぎのくだりのことだと思います。
「自民、LGBT法案の提出断念 今国会で日程確保できず」
これを受け、自民、立憲、公明、共産、
国民民主、維新、社民の各党は、法律の目的と
基本理念に「性的指向及び性自認を理由とする
差別は許されないものであるとの
認識の下」と加えることなどで修正合意。
全会一致で今国会成立をめざすとしていた。
自民党の理解増進法の反対派議員たちは、
自分たちの信念である性的少数者に対する
差別を押し通すためなら、他党との協調など
どうでもいいと考えているのでしょう。
まわりがまったく見えなくて、
自分たちの差別と偏見で固めた
イデオロギーを押し通すことしか眼中にない、
理解増進法の反対派議員たちの様子が、
ここでも現れていると思います。