その結果を見ていきたいと思います。
「東京都議会選挙(2021年)」
「東京都議会議員選挙 自公で過半数に届かず」
自民党は33議席にとどまりました。
都民ファーストは31議席ですから、
自民党はふたたび第1党にはなりました。
それでも公明の23議席と合わせて56議席です。
自民と公明で過半数(64議席)という
「勝利ライン」にはおよびませんでした。
国政で政権交代のあった2009年、
自民党が第1党から転落したときの
獲得議席は38でした。
今回の33議席はそれより少ないです。
こうしたさまざまな結果を考えると、
今回の東京都議会選の自民党は
「敗北」ということになるでしょう。
7月3日エントリでお話した、
毎日新聞の選挙情勢報道を単純に集計すると、
自民の獲得議席は50と脅威的でした。
「東京都議会選・情勢報道の集約」
いつもありがとうございます
— 東京舟人 (@funabito_tokyo) July 3, 2021
情勢の単純集計では、自公が過半数を僅かに越えます
当落線上に自公がいる選挙区がいくつかあります
諦めずに投票しましょう
自 民 50
共 産 20
立 憲 19
都 民 17
公 明 16
ネット 2
維 新 1
その他 2#都議選2021https://t.co/cSOopM7lPB
投票先を決めていない人たちが、
相当数自民党以外に投票したと思われます。
自民党が33議席にとどまったということは、
さすがの自民党も「自分たちは
信任された」とは考えないでしょう。
「だいぶ批判された」と考えると思います。
コロナ対策を始め問題解決能力に
とぼしく、国民生活を軽視する現状を
東京都の有権者は批判したと
いうことにもなります。
7月3日エントリでお話した、
「失なわれた30年」からの転換をはかる方向に
まがりなりにも向いている、
ということになるでしょう。
「選挙で「失なわれた30年」からの転換を」
この点に関しては、ひとまずよかったと、
いうことになるのではないかと思います。