バブル崩壊からの「失なわれた30年」は
保守派たちの問題解決能力の欠如と、
国民生活の軽視が原因だという、
三春充希氏のノートについての続き。
「「今」を歴史の転換点にしよう」
「今」を歴史の転換点にしようhttps://t.co/hMDWnkBhIO
— 三春充希(はる)⭐2021衆院選情報部 (@miraisyakai) February 17, 2021
次の衆院選はコロナ対応だけではありません。首相の虚偽答弁や公文書改竄の発覚後はじめての衆院選にもあたるのです。ですからそれは、今まで損なわれてきた社会の在り方や、倫理、道理を前にして、何ができるかが問われることになるはずです。
この分析は当たっていると思います。
バブル崩壊以降も現在にいたるまで、
大半の期間は自民党が政権を握っていました。
その自民党は「保守派」の代表です。
よって平成時代の「失なわれた30年」は、
自民党ないし彼らを支持する
「保守派」の責任になるでしょう。
わたしのような政治的立ち位置にいると、
どうしても現在の野党や、リベラル・左派の
動向を中心に政治や社会を考えがちです。
2009年からの民主党政権の失敗という
厳然たる事実に加えて、当の「保守派」が
野党やリベラル・左派を酷評します。
それゆえ野党やリベラル・左派に
「失なわれた30年」の責任があるように、
なんとなく思っているふしも
あるのではないかと思います。
実は「失なわれた30年」に対する
直接的かつ最大の責任は、「保守派」と彼らが
支持する自民党にあるということです。
「なにをあたりまえのことを」と思うかたも
いらっしゃるかもしれないです。
それでもこの事実をあらためて
確認するのは、大事なことだと思います。
けれどここで私たちはいちど立ち止まって、
本当に日本の名誉を傷つけてきたのが何者なのか
ということを問わなければなりません。
それはどうしたって、与党の30年間の政治だ
というよりほかにないはずです。
日本が貧しく、暮らしにくく、
また国際的にも力のない国になったのは、
1990年頃から30年にもわたって
衰退を続けてきた結果にほかなりません。