受けての、「全国陳情アクション」の
井田奈穂さんへのインタビュー記事です。
「夫婦別姓「司法と立法のラリーいつまで」 市民の意思表示で変化を」
「観客をやめて意思表示しよう」
という指摘を、井田奈穂さんはしています。
これについて、わたしの思うことを
述べたいと思います。
「司法と立法のラリーはいつまで続くのか」。
地方議会から選択的夫婦別姓制度の実現を目指す
井田奈穂さん(45)はテニスに例えて嘆く。
そして、もう「観客」でいることはやめ、
意思表示しようと訴える。
選択的夫婦別姓が、反対派(非共存派)に
妨害され続けて実現しないのは、
彼ら「狂信者」を世論が黙認や放置をして
きたことも大きいと思います。
このような世論の無関心には、
選択的夫婦別姓なんて「オンナコドモのことは
くだらない」という政治的ミソジニーも
あることが考えられます。
「政治的ミソジニー対策をどうするか」
彼ら反対派(非共存派)たちは、
自分たちの独善的で偏った認識で、
選択的夫婦別姓に反対を続けたところで、
世論から目立った批判をされることがないです。
自民党の反対派(非共存派)の場合、
選択的夫婦別姓に反対したことが原因で
選挙で票を減らすとか議席を
失なうといったことがまったくないです。
それで彼ら「狂信者」たちは、
いまの調子で選択的夫婦別姓に
反対しても「なんら問題ない」と思って、
臆面もなくその異様な主張と
態度を繰り広げるのだと思います。
自民党の反対派(非共存派)議員たちの
選択的夫婦別姓に狂信的に反対しても
問題ないと思っている様子は、
第5次男女共同参画の基本計画における
選択的夫婦別姓の議論に現れたと思います。
「第5次男女共同参画・選択的夫婦別姓」
「大幅に後退した選択的夫婦別姓」
このとき反対派(非共存派)議員たちは、
自分たちの偏狭な家族イデオロギーを
維持することしか考えがなかったのでした。
そして彼らは、結婚改姓の問題に
直面している当事者のことなど、
まったく眼中になかったのでした。
これで彼ら反対派(非共存派)議員たちの
支持や議席に影響が出た様子はないです。
選択的夫婦別姓に反対しても
なんら問題ないと、彼ら「狂信者」たちが
思っても当然と言えます。
このような選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)たちの傲慢なやりかたを
断ち切るためにはどうしたらよいか?ですが、
それはほとんど自明だと思います。
かかる狂信的な態度をさらしたら
世論から猛烈に批判される、
議員なら支持や議席を失なう、ということを
知らしめるということです。
そのためには選択的夫婦別姓の
問題に関して、「観客」でいてはならず、
「狂信者」に対して積極的に意思表示をする
必要があることになります。