前のエントリの続き。
選択的夫婦別姓問題に関して、意思表示をせず
「観客」でいることについての続き。
「夫婦別姓「司法と立法のラリーいつまで」 市民の意思表示で変化を」
「観客」でいるのは、選択的夫婦別姓なんて
すぐに実現すると思っている、
ということもあるかもしれないです。
あやしげな偏見や独善がなければ、
選択的夫婦別姓の導入なんて「簡単なこと」です。
それがすぐに実現しないなんて、
とても考えられないことだと思います。
ある程度選択的夫婦別姓について
関心が出てくると、反対派(非共存派)の
主張にも触れるようになると思います。
そのほぼすべてが、事実や根拠に
もとづかないデマや妄想のたぐいです。
こんなとち狂った主張がいつまでも世論から
受け入れられるはずないと考えても、
無理もないことだと思います。
それどころか選択的夫婦別姓なんて
「簡単なこと」なのだから、
いまがんめいに反対している人でも、
ちょっとの努力で理解するくらいに、
楽観するかたもいるだろうと思います。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
どんな事実や根拠を示しても、
絶対に理性的な判断をしない
「狂信者」であるなんて、一般的には
想像を絶することではないかと思います。
「反対派と議論すると... パラノイア的精神状態」
彼ら狂信者は相当に覚悟を決めて
対処する必要のある強大で危険な存在であること、
そしてそんな狂信者が自民党政権の中枢で
意思決定権を握り続けていることなんて、
なおさら思いもよらないと思います。
「選択的夫婦別姓・自民党が鍵を握る現状」
反対派(非共存派)に対する軽視が、
選択的夫婦別姓の実現のために
積極的な活動の必要性を感じさせず、
自分は「観客」でじゅうぶんと
思わせるのもあるのでは、と思います。
結婚改姓の問題に直面する
当事者の中でも、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)の狂信さを
あまり深刻に考えないかたは、
結構多いのではないかと思います。