性的少数者の理解増進法に反対する人たち
(自民党議員)の精神構造についての
記事をご紹介しました。
「「LGBT法見送り」頑なに抵抗する人たちが知りたくない"不都合な真実"」
この記事にある次の指摘は大事だと思います。
「選択的夫婦別姓に反対する議員は、
選挙で当選を続けている」ということです。
ただ、そうしたメンバーは票を得ているから
議員になっているわけで、そこは現実として
受け止めなければなりません。
世の中には彼らの発言を支持する人たちもいる。
そうした別世界もあるのだと認識した上で、
一人ひとりが自分にできる努力を
続けていくことが大事だと思います。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
主張は事実や根拠にもとづかない、
デマ、妄想や差別発言のたぐいばかりです。
そんな「狂信的」な主張ばかりしていても
選挙では票を得て当選する、そのくらい彼ら
反対派(非共存派)は「支持されている」
という、現実があるということです。
なぜ彼ら選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)議員たちは、そんなに
でたらめな主張を続ける「狂信者」なのに
当選できるのか、という問題があります。
それはひとえに選択的夫婦別姓が
投票の判断基準にならないかたが多い、
ということが大きいと思います。
選挙で投票するときは、選択的夫婦別姓以外の
政策で判断するかたが多いと思います。
それゆえ選択的夫婦別姓でどんな
「狂信的」な主張をしていても
あまり関係がないことになります。
彼ら反対派(非共存派)議員が、
選挙で当選を続けられるほかの要因として、
1. 選択的夫婦別姓問題に対する関心の薄さ
2. 反対派(非共存派)の抵抗の軽視
があると思います。
1. はむしろ世論全体の問題です。
ここには選択的夫婦別姓なんて
「オンナコドモのことはくだらない」という
政治的ミソジニーもあると思います。
世論の無関心が、反対派(非共存派)を
野放しにすることは、7月24日エントリでも
少し触れていることです。
「観客が放置する選択的夫婦別姓の反対派」
2. は、世論一般のかたなら
なおさらかもしれないですが、
選択的夫婦別姓問題に関心のあるかたにも
見られることかもしれないです。
反対派(非共存派)の抵抗を軽視することで、
反対派(非共存派)の対処をおこたり
彼らを放置することになることも、
7月24日エントリでお話しています。
「夫婦別姓反対派・軽視が観客にする?」
これらのほかにさらに、選択的夫婦別姓に
反対する議員たちを支持する
一般の人たちもいる、という問題があります。
ツイッターでも、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)はたくさんいます。
連日推進派のだれかと議論になっています。
彼ら反対派(非共存派)の主張は、
自民党の反対派(非共存派)議員の
それらと同様、事実と根拠にもとづかない
デマや妄想、差別発言のたぐいです。
それでも同様の主張だから、「狂信的」な
自民党の反対派(非共存派)議員を支持する
「狂信者」もいることになります。
最近の世論調査はどれも選択的夫婦別姓に
反対する人の割合は1-2割程度です。
「狂信者」はすでに少数派になっています。
それでも選挙で投票に行かない人が
多いことを考えれば、1-2割も「狂信者」が
いることは、選挙結果への影響は
じゅうぶん大きいと考えられます。