2021年08月23日

toujyouka016.jpg 非もてをこじらせたフェミサイド

8月22日エントリの続き。

女性に対する怨念からフェミサイドに
走った小田急線の通り魔ですが、
記事によると「非もて」をこじらせて
女性嫌悪におちいった感じです。

「《小田急線刺傷》対馬容疑者、イタリア美女にも“敗北”した「負け組ナンパ師」の素顔」

 
「大学のサークルや出会い系サイトで
知り合った女性にバカにされて生きてきた」

「幸せそうなカップルがたくさん歩いている
渋谷のスクランブル交差点を
爆破しようと計画していた」
「誰にでも声をかけるタイプで、
周囲に好かれていました。
成績はいつも上位で、スポーツもできた。
しかし、中学・高校と彼女はいませんでした」

「高校時代に、上半身裸で近所の
ファミレスに突撃したことも。
女性店員には無視されていましたが」
「大学では周囲に“俺はナンパ師だ”などと
自慢げに語り、手あたり次第に
女性に手を出していましたね」

「大学時代に友達数人でイタリア旅行に
行ったことがあるんです。
そして、ツッシーは海外でもナンパを……」

ホテルのロビーで執拗につけ回したり、
ロック・オンした女性の部屋をノックしたり……」
「何があったのかわかりませんが、
突然、大学をやめてしまったんです。
大学時代には交際していた女性もいましたが、
3年生くらいのときにフラれてしまった」

記事を見た様子だと、問題の通り魔氏に
難があるようにやはり思いますが、
これについてはいまは置いておきます。


男性が女性蔑視や女性嫌悪におちいる
原因としては、

1. 女性からひどい失恋をした、もしくは女性にもてない

2. 仕事や趣味における女性のライバルに大敗した。

のふたつが大きいように思います。
くだんの小田急線の通り魔氏も、
1.の理由はあったことになります。


わたしが連想したのが、2014年に
問題になった、サンタバーバラで
銃乱射をした「非もて」です。
この犯人の男性も、女性にもてないことの
恨みが高じて、女性に対する
憎悪を抱くようになりました。

「サンタバーバラの非もて」

この「非もて」男性は、ヒトラー・ナチスの
ユダヤ人絶滅計画になぞらえて、
女性を絶滅するべく、銃乱射をくわだてたのでした。


「日本にも非もてやミソジニーはいるが、
銃乱射はしないから穏健だ」などという
主張はもはや成り立たないことは、
今回の小田急線の通り魔事件で
よりはっきりしたと思います。

銃こそ使わないですが、電車の中という
逃げ場のない密室で、女性をターゲットにして
無差別殺人をする「非もて」
「ミソジニー」がいるからです。

posted by たんぽぽ at 21:56 | Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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