自民・公明政権を擁護する論調より
優勢になってきたという指摘です。
ヤフーのコメント欄を意識しています。
自民・公明政権に批判的な意見のほうが、
擁護する意見より「いいね」が
たくさんつくようになったと言っています。
ヤフコメ見ると、自公与党を選挙で落とすという意見にいいねがたくさんつくようになった。維新に対してもだ。とてもよい空気になってきた。国政投票率期待できるかも。政権交代は夢ではない。
— beautyaki (@j_sakkin) August 5, 2021
これは長年ヤフーの政治ニュースのコメントをチェックしてきた感想です。明らかに最近違ってきています。今まではネトウヨの自公与党を擁護するコメントに多くのいいねがついてました。選挙で自公与党を落とそうという意見に多くいいねがつくことなんて考えられませんでした。
— beautyaki (@j_sakkin) August 6, 2021
わたしはヤフーのコメントを
直接見ていないのでなんとも言えないです。
このツイートのかたは、長年ヤフーの
コメントを見てきたので、自分の観察に
自信があると言っています。
なので、このツイートは信用することにします。
このツイートのかたは政権交代も
夢ではないと言っています。
わたしに言わせれば政権交代は、
依然として「夢」ではないかと思います。
はなはだ残念なことですが、
1回の選挙で政権交代は無理でしょう。
それくらい野党は弱体化し、
自民党は強大化していると思います。
ツイートで指摘している自民・公明政権に
対する批判的論調も、ネットの一部では
優勢ですが、世論全体から見れば
まだまだローカルではないかと思います。
それよりわたしがここで指摘したいのは、
「自民党政権の行き詰まりを
打開するには政権交代」という意識が、
定着したということです。
「自民党内で総裁が変わることで、
政治を刷新させて解決」という発想は、
出てこなくなっています。
世論一般はどうかわからないです。
ネットに関しては、自民党内で総裁を変える、
そのほうが政権交代より望ましい
という論調は、ほぼないと思います。
昭和の55年体制の時代であれば、
自民党内で総裁を変えることで
政治を刷新するというのが「常識」でした。
政権交代して自民党以外の政党が政権をとる、
というのは「論外」でした。
「平成のおとなたち」の時代になっても、
政権交代によって野党が政権を取ることへの
実現性や実効性を懐疑する人たちは、
まだまだいたのでした。
そうした時代とくらべると、令和の現在は
政治意識が進んだと思います。
2009年に一度まがりなりにも
政権交代を経験しています。
それゆえ政権交代を現実的に考えるように
なっているのかもしれないです。
あるいは、コロナウイルスに関しては、
自民党政権であるかぎり、
もはやだれが首相になっても、
じゅうぶんな対策はできないと
思われているのかもしれないです。
自民・公明が過半数割れして、
立憲民主党がどれだけ議席を取りそうか、
簡単に概算したことがあります。
https://twitter.com/pissenlit_10/status/1432731381260427266
わたしは立憲民主党が政権を取るのは、
やはり無理だろう見ています。
それでもこの数字は政権獲得まで
「射程距離圏」と考える人も
いるだろうと思います。
かりに立憲民主党が政権を取ったとして、
参議院で問題なく少数という問題は、
どうするのかと、わたしも思います。
自民、公明は参議院で多数なのにあかして、
立憲民主党の妨害をするでしょう。
それを立憲民主党に政権担当能力が
ないように思わせる戦略に
出ることは予想されます。