2021年09月14日

toujyouka016.jpg 立憲民主・政権獲得後の初閣議の内容

9月7日に立憲民主党の枝野幸男が、
政権獲得した際、最初に閣議決定する
内容の7項目を発表しました。

「枝野代表が「政権発足後、初閣議で直ちに決定する事項」7項目を発表 福山幹事長会見」

「立民、「枝野内閣」最初の一手発表 30兆円補正、森友究明チームも」

「立民 枝野代表 衆院選で政権獲得した場合の政策など公表」

 


1. 補正予算の編成(新型コロナ緊急対策・少なくとも30兆円)

2. 新型コロナ対策司令塔の設置

3. 2022年度予算編成の見直し

4. 日本学術会議人事で任命拒否された6名の任命

5. スリランカ人ウィシュマさん死亡事案における
 監視カメラ映像ならびに関係資料の公開

6. 「赤木ファイル」関連文書の開示

7. 森友・加計・「桜」問題真相解明チームの設置

今後発表する政策公約に掲げる各政策・法案・予算措置等も、
 初閣議以降、順次実施していきます。

政権を獲得してからなにをするか、
これくらい具体的に構想を描くのは、
本気で政権を取る姿勢を示していると思います。

自民・公明政権では絶対にできないことを選んだ、
というのも、政権獲得を強く意識した
与党に対する対抗戦略だと言えます。

立民幹部は「自公政権が絶対に
やれないことを中心に選んだ」と説明。
今後も次期衆院選の公約を順次発表するなど、
発信力強化に努める考えだ。

自民党の総裁がだれになろうと、
実現しない政策があることを示すことで、
自民・公明政権の限界と、政権交代の必要性を
印象づけることができるからです。


さらに言えば、自民党が総裁選で、
世論の関心を集めている最中に、
立憲民主党が、自分たちの政権構想を
メディアの話題にするというのも、
評価したいところだと思います。

自民党の総裁選で、ほかの政策課題や
野党の存在感が埋もれてはならないと、
9月7日エントリでお話しました。
立憲民主党、枝野幸男はこのあたりの戦略も
考えているもののようです。

「自民党総裁選で埋もれないために」

posted by たんぽぽ at 22:53 | Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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