7月4日の東京都議会選の情勢報道と
実際の選挙結果についての考察について、
立憲民主党も見ておきたいと思います。
「選挙情勢報道は当たるのか? 〜都議選2021を例に〜」
都議選2021候補者を情勢報道で5段階判定した結果
都議選2021の情勢報道による判定別当選者数
立憲民主党はA判定は全員当選でした。
B判定では落選が目立っています。
候補者12人のうち5人が落選して、
当選率が58%と低めになっています。
A判定:6候補のうち、6候補が当選(当選率100%)
B判定:12候補のうち、7候補が当選(当選率58%)
C判定:2候補のうち、1候補が当選(当選率50%)
D判定:8候補のうち、1候補が当選(当選率13%)
逆転当選があった一方で、B判定での当選率が
比較的低く、取りこぼしが起きています。
党全体として、情勢報道以降に勢いが
増したとは言い難いでしょう。
上述の記事では、B判定で落選が多かったことに
ついて「立憲民主党は取りこぼしが
目立った」としています。
この「取りこぼし」は、公明党の
「奇跡」の全員当選のあおりを受けたのでは
ないかという気が、わたしはしています。
2019年の参院選でも、立憲民主党は
いちおうの躍進はしたけれど、思ったほど
議席が取れなかったと思います。
これも「取りこぼし」が目立ったということでは
ないかとわたしは見ています。
「参議院選挙・立憲野党はほとんど横ばい」
「参院選・比例区の獲得議席・立憲民主党」
今度の衆院選でも、立憲民主党は
取りこぼしが目立って、思ったほど
議席が取れないという事態に
ならないかと、わたしはしばし心配です。
立憲民主党は「取りこぼし対策」を、
少し考えたほうがいいかもしれないです。