2021年09月21日

toujyouka016.jpg 高市早苗の貧困問題に対する認識

9月18日エントリの続き。

社会的弱者や貧困問題を現在は
どう思っているのか、膳場貴子氏から
追求された高市早苗は、
こんなお答えをしています。

「膳場貴子アナ戦闘態勢で痛烈質問 高市早苗氏笑顔消え「これが私」」

 
さらに「現在も残念ながら新型コロナウイルスで
痛んでいる事業者のみなさまへの
支援の不正受給があるけれど、
あのころ、いろんな方法で生活保護の
不正受給をするという方がいた。
でもこれはみなさまの大切な税金ですので、
私はこうした福祉は公正公平が原則で
あるべきと思っている」と話した。

問題にならない「不正受給」をあげつらって
「公正公平が原則」などと「きれいごと」を
言うのは、差別的な考えをする人に
ありがちな受け答えだと思います。

高市早苗の貧困問題に対する認識は、
9年前とさほど変わっていないと
考えておいてよさそうです。

「民主党政権時代に多かった生活保護の
不正受給」なんて、事実と反する認識を
披露したり、総裁選の政権構想でも
貧困問題にほとんど触れない時点で、
すでに見当はついていたと言えます。


膳場貴子氏から追及された高市早苗は、
最初の笑顔が消えて表情がこわばったとあります。

人気アナの戦闘モードに、最初は笑顔だった
高市氏も次第に表情はこわばった。

「不正受給」を持ち出したあとは、
まがりなりにももっともらしいことを
高市早苗は並べています。

続けて、「本当に努力しても働けないときは働けない。
また「子供の貧困対策も重要」とし
「中所得の世帯を対象に第2子3万円、
第3子以降6万円の現金給付
というものを確立する。

そして最後に、これがありのままの
自分だと、開き直ったような
自己弁護を、高市早苗はしています。

「私に対して非常に色がついていると
見られるというご指摘だが、これが私です。
私は私の信念を持って、政策を発信して
まいりましたし、実行もしてきた。


高市早苗にとって安倍政権前半の
貧困バッシングは、いまではそれなりに
触れられたくないことなのでしょう。

まがりなりにも反知性主義や
反人権主義を社会が容認しなくなっている
ということかもしれないです。

posted by たんぽぽ at 21:40 | Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 高市早苗の貧困問題に対する認識 web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]