2021年10月15日

toujyouka016.jpg 夫婦別姓反対派が答えにくい質問

10月13日エントリの続き。

田村淳氏のアンケート「他人の夫婦別姓で
あなたに不利益はあるか?」のツイートに、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が
たくさんむらがっています。

そうした中に「誘導的な質問だ」という趣旨の
リプライがたくさんありました。

 


どこも誘導的ではないと思います。
前のエントリでもお話しましたが、
「他人が夫婦別姓を選択することを
認められるか」が選択的夫婦別姓問題の
核心であると言えます。

それゆえ「他人が夫婦別姓を選択すると
自分に不利益があるか?」は
かかる本質を問う質問だと言えます。


ようは選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)にとって気に入らない
アンケートだったのでしょう。
なぜ気に入らないかというと、答えにくい
質問だからではないかと思います。

他人が夫婦別姓を選択することで
自分が困ることなんてないけれど、
「ない」と答えると、選択的夫婦別姓に反対する
理由がなくなって反対しにくくなります。

「ある」と答えるとどんな不利益があるのか、
それを訊かれることになります。
もともとないのだから答えられないし、
返答につまれば、「ある」なんて言って
うそをついたと批判されることになります。

選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
「ない」と答えたくないし
「ある」とも答えられない、
とても都合の悪いアンケートだから
「誘導的」と決めつけるのでしょう。


回答に都合の悪いアンケートなら、
通常ならだまって無視して
かかわらなければいいだけのことです。

選択的夫婦別姓のアンケートの場合、
反対派(非共存派)がかかわらないと、
選択的夫婦別姓の実現を求めるかたばかり
投票や発言をすることになります。

そうなると選択的夫婦別姓に賛成の意見が
優勢になって、反対派(非共存派)としては、
これまた都合の悪い事態になります。

そこで答えにくいアンケートだけど、
反対派(非共存派)に不利にならないために、
強引にでも投票や発言をせざるをえない
ということなのでしょう。

posted by たんぽぽ at 12:18 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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