田村淳氏のアンケート「他人の夫婦別姓で
あなたに不利益はあるか?」のツイートに、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)が
たくさんむらがっています。
そうした中に「誘導的な質問だ」という趣旨の
リプライがたくさんありました。
選択的夫婦別姓について
— 田村淳 (@atsushilonboo) October 10, 2021
自分達ではなく、他の夫婦が別姓にすることで、あなたに不利益がありますか?
あると答えた方は
どんな不利益があるのか?
教えて頂けると幸いです。
アンケートのご協力ありがとうございました!なんでこんな誘導的なアンケート取るんだ!バカか!と言ったツイートが多く見受けられますが…僕は本当に理由を知りたいだけで投げかけたつもりなんですが…反対派の一部の言葉の荒さに驚いてます😭反対派の方でYouTubeの配信に出て頂ける方いませんか?
— 田村淳 (@atsushilonboo) October 12, 2021
どこも誘導的ではないと思います。
前のエントリでもお話しましたが、
「他人が夫婦別姓を選択することを
認められるか」が選択的夫婦別姓問題の
核心であると言えます。
それゆえ「他人が夫婦別姓を選択すると
自分に不利益があるか?」は
かかる本質を問う質問だと言えます。
ようは選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)にとって気に入らない
アンケートだったのでしょう。
なぜ気に入らないかというと、答えにくい
質問だからではないかと思います。
他人が夫婦別姓を選択することで
自分が困ることなんてないけれど、
「ない」と答えると、選択的夫婦別姓に反対する
理由がなくなって反対しにくくなります。
「ある」と答えるとどんな不利益があるのか、
それを訊かれることになります。
もともとないのだから答えられないし、
返答につまれば、「ある」なんて言って
うそをついたと批判されることになります。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
「ない」と答えたくないし
「ある」とも答えられない、
とても都合の悪いアンケートだから
「誘導的」と決めつけるのでしょう。
回答に都合の悪いアンケートなら、
通常ならだまって無視して
かかわらなければいいだけのことです。
選択的夫婦別姓のアンケートの場合、
反対派(非共存派)がかかわらないと、
選択的夫婦別姓の実現を求めるかたばかり
投票や発言をすることになります。
そうなると選択的夫婦別姓に賛成の意見が
優勢になって、反対派(非共存派)としては、
これまた都合の悪い事態になります。
そこで答えにくいアンケートだけど、
反対派(非共存派)に不利にならないために、
強引にでも投票や発言をせざるをえない
ということなのでしょう。