「他人の夫婦別姓で自分の不利益はあるか」に
回答している「渡邉哲也」氏のツイートの
引用部分を見ると、田村淳氏のアンケートは
巧妙だという趣旨のことがあります。
設問が誘導的ですね。あるに一票入れました。RT @Galileo95365329: @daitojimari 渡邊様、田村淳さんが、夫婦別姓が国民に認められていることを示すために、巧妙な質問を設定してアンケートをとっています。夫婦別姓を認めさせないため、以下のツイートの拡散をお願いします。 https://t.co/un0NQrnQQW
— 渡邉哲也Ver2.0ワクチン接種済 (@daitojimari) October 10, 2021
「他人の夫婦別姓で自分の不利益はあるか」
ということをお尋ねするのは、
「巧妙」ではあるかもしれないです。
選択的夫婦別姓の問題は「選択か強制か」です。
それを「夫婦別姓か夫婦同姓か」の対立に
すり替えようとする反対派(非共存派)の
手口をやりにくくする質問だからです。
「自分の選択」と「他人の選択」を
混同させることで、夫婦同姓を希望する人が
多いことを、選択的夫婦別姓に反対が
多数派だとすり替えるのが、
反対派(非共存派)の手口です。
田村淳氏の質問は「自分の選択」ではなく
「他人の選択」を認められるかを
強調しているので、反対派(非共存派)にとって
都合が悪いことになります。
早稲田大学の棚村政行教授と「選択的夫婦別姓・
全国陳情アクション」の合同アンケートも
「自分の選択」と「他人の選択」を
はっきり区別するものとなっています。
「自分の選択と他人の選択を区別する設問」
1. 自分は夫婦同姓がよい。
ほかの夫婦も同姓であるべき
2. 自分は夫婦同姓がよい。
ほかの夫婦は同姓でも別姓でもかまわない
3. 自分は夫婦別姓を選べるとよい。
ほかの夫婦は同姓でも別姓でもかまわない
田村淳氏のアンケートと同様
「巧妙」であると言えるでしょう。
(だから「ゴンゾー」のような
反対派(非共存派)が吹き上がることになる。)
選択的夫婦別姓に関して調査をする側は
「巧妙」になるのもある意味当然だと思います。
「自分の選択」と「他人の選択」を
混同させ、「選択か強制か」の問題を
「夫婦別姓か夫婦同姓か」の対立に
すり替える反対派(非共存派)が
あとを絶たないからです。