2021年10月18日

toujyouka016.jpg 公約から削除しても後退でない?

前のエントリの続き。

自民党が「選択的夫婦別姓の検討」を
衆院選の公約から削除したことについて、
高市早苗が「公約が後退したわけではない」
などと言っています。

「自民、公約の夫婦別姓検討を削除 慎重派に配慮か」
(はてなブックマーク)

 
じつに苦しい「言いわけ」だと思います。
公約から削除したら「後退」と言わざるをえないです。
いったいどうやって「後退していない」
ことになるのかと思います。



高市早苗の見苦しい「言いわけ」について、
あえて「収穫」を探せば、ちょっと前までなら、
公約から選択的夫婦別姓を削除しても
なんら釈明はなかったと思います。

選択的夫婦別姓なんか押しつぶしても、
顕著な批判はないので問題ないと、
自民党の反対派(非共存派)議員たちは
安心していられたということです。

今回は見えすいた言いわけでも、
自民党に対する批判回避を意識して、
「選択的夫婦別姓は後退していない」と
言わざるをえないと感じたと思います。

高市早苗たち反対派(非共存派)議員も、
世論は選択的夫婦別姓を支持していると
意識せざるをえなくなっている、
ということだと思います。

posted by たんぽぽ at 21:05 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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