自民党が「選択的夫婦別姓の検討」を
衆院選の公約から削除したことについて、
高市早苗が「公約が後退したわけではない」
などと言っています。
「自民、公約の夫婦別姓検討を削除 慎重派に配慮か」
(はてなブックマーク)
じつに苦しい「言いわけ」だと思います。
公約から削除したら「後退」と言わざるをえないです。
いったいどうやって「後退していない」
ことになるのかと思います。
"高市早苗政調会長は記者会見で「公約が後退したわけでは決してない」と強調" これが後退したのでないなら何なのか。反対なら反対と言い切ればよいものを、無党派層に対するスケベ心があるから論理が破綻するのだ。 / “自民、公約の夫婦別姓検討を削除 慎重派に配慮か | …” https://t.co/yd5ZXY0Xmu
— Takeo (@Ta_Howait) October 12, 2021
高市早苗の見苦しい「言いわけ」について、
あえて「収穫」を探せば、ちょっと前までなら、
公約から選択的夫婦別姓を削除しても
なんら釈明はなかったと思います。
選択的夫婦別姓なんか押しつぶしても、
顕著な批判はないので問題ないと、
自民党の反対派(非共存派)議員たちは
安心していられたということです。
今回は見えすいた言いわけでも、
自民党に対する批判回避を意識して、
「選択的夫婦別姓は後退していない」と
言わざるをえないと感じたと思います。
高市早苗たち反対派(非共存派)議員も、
世論は選択的夫婦別姓を支持していると
意識せざるをえなくなっている、
ということだと思います。