衆議院選挙ですが、序盤の情勢報道を見ると、
自民党の予想議席は単独過半数の
233前後となっています。
現有議席が276ですから、233議席に
なったとすると、43議席減です。
自民減で単独過半数の攻防、立民は議席上積み・維新も躍進の公算大…読売衆院選序盤情勢https://t.co/YsMvrPn2Mt#選挙
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) October 21, 2021
毎日新聞は衆院選を前に、特別世論調査を実施。自民党は公示前勢力から減らす可能性が高く、公明党と合わせれば過半数を維持する見通し。立憲民主党は接戦区の状況が好転すれば、大きく議席を積み増す可能性がありますhttps://t.co/uzedAEV80W
— 毎日新聞 (@mainichi) October 20, 2021
与党、過半数を視野 衆院選の序盤情勢 小選挙区4割で野党と接戦 維新に勢いhttps://t.co/zI13zMrG7w
— 日本経済新聞 政治・外交 (@nikkeiseijibu) October 20, 2021
過去3回の衆院選で大勝した自民党では、今回は「議席減は想定内」との見方が強く、「減り幅」をどれだけ抑えられるかが焦点だ。大幅減となれば岸田文雄首相(党総裁)の求心力低下は避けられない。自民単独で過半数233議席を確保できるかが「勝敗」の目安になりそうだ。https://t.co/mcsaulK1LL
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) October 19, 2021
わたしは少し前に、自民党の議席減が
50程度なら、自民・公明に批判的な
勢力としては「敗北」と基準を示しました。
ちょうどそれくらいになりそうです。
「自民党の議席をどれだけ減らせるか」
それゆえ、わたしに言わせれば、
立憲民主党など野党各党にとって、
とても厳しい状況だと思います。
時事通信の記事を見ると、
自民党が単独で過半数にとどかなかったら
党内は混乱するとか、首相の責任論に
発展するとか、それがさも深刻な
事態のように書かれています。
もっとも、与党過半数は公明党と合わせて
72議席を失ってもクリアできる。
勝敗ラインではなく「最低ライン」
(遠藤利明選対委員長)というのが大方の見方だ。
閣僚経験者は来夏の参院選に向け、
「与党過半数を得ても議席が大きく減少すれば
党内はごたごたする」との見方を示した。
同じ党関係者は「絶対安定多数を
取りたいが厳しい」とした上で、
「次善の安定多数はクリアしたい」と語った。
一方、単独過半数を割るような結果に陥れば
「首相の責任論に発展し、
党内政局になる」との見方もある。
わたしに言わせれば、問題が党内政局に
とどまっているなら、自民党やその政権自体は
「安泰」と言えると思います。
党内政局をやっていられるということは、
それだけ自民党が「強い」ということであり、
まだまだ余裕があるということだからです。
本当に危機的な状況におちいったら
党内政局に興じている余裕なんて、
とてもなくなるというものです。