2021年10月23日

toujyouka016.jpg 公約から削除して「さらなる検討を進める」

岸田文雄首相は10月13日の
参議院本会議の代表質問でも、
選択的夫婦別姓の実現について問われていました。

このときの岸田文雄の答えは、
「選択的夫婦別氏制度については、
政府として国民各層の意見や国会における
議論の動向を注視しながら
さらなる検討を進める」でした。

「岸田総理の答えは…?「選択的夫婦別姓」めぐり論戦に」

 


岸田文雄首相は13日、参院本会議の代表質問で、
公明党の山口那津男代表から選択的夫婦別姓の
実現に向けた考えを問われたが、
「国民各層の意見や国会の議論の動向を注視し、
さらなる検討を進める」と答えるにとどめた。
選択的夫婦別姓の実現をめぐっては、
野党だけでなく与党からも求める声が出ているが、
首相は慎重姿勢を崩さなかった。

選択的夫婦別姓に関しては、
「さらなる検討を進める」だそうです。

それなら自民党が衆院選の公約から
「選択的夫婦別姓のさらなる
検討を進める」を削除したのは
いったいなんだったのかと思います。

「検討が必要なのに公約から削除」


「選択的夫婦別姓の検討」のくだりを、
公約から削除したは10月12日です。
この代表質問は10月13日です。
わずか1日で、前日と矛盾することを言う
感性はなんなのかと思います。

「選択的夫婦別姓・検討もできない自民党」

「公約から削除したけれど、
選択的夫婦別姓の検討をするという
方針は変わっていない」とでも、
アピールしたかったのでしょうか?

そんな見えすいたアピールをしたところで、
選択的夫婦別姓に関しては、
いまさら自民党になどまったく
信用も期待もしないというものです。





posted by たんぽぽ at 22:08 | Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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