毎日新聞のえらぼーと2021ですが、
25の設問については、言いたいことが
なきにしもあらずです。
「毎日新聞ボートマッチ衆院選 えらぼーと2021」
あなたと候補者との一致度は? #えらぼーと 2021衆院選を試してみよう!#ボートマッチ #選挙 #衆院選 @mainichieravotehttps://t.co/cOlqE0XoEV
— たんぽぽ (@pissenlit_10) October 28, 2021
設問の分野ですが、コロナウイルス対策に
関する設問が多いのは、
無理もないことだと思います。
それでも私権制限の強化とか
緊急事態条項とか、自民党が画策している
国民生活の制限に関する政策に、
設問が複数とられています。
そして給付金など国民生活を
守ることに関する設問がない(!)です。
全体としては、憲法改正や安全保障、
東アジア関係が多くなっています。
今回のえらぼーとの設問を考えたかたが、
なにに関心があるか、なにを「政治課題」と
考えているかが、うかがえそうです。
回答に困るのが4問目の
「憲法改正に賛成か反対か」です。
第何条をどう改正するかによって
賛成だったり反対だったりするので、
一概には言えないです。
下部に「くわしく知りたい」という
リンクがあって、この課題にくわしくない
かたでも、多少の知識が得られるよう、
解説がなされています。
それを読んでも、やはりただ単に
「憲法改正に賛成か反対か」を
訊いているだけのようです。
「憲法改正に必要な国民投票法の
制定に賛成か?」なら、まだ答えようが
ありますが、そうではないようです。
結局「答えようがない」ということで、
わたしはやむをえず「無回答」と
答えることになりました。
もうひとつ答えにくかったのが
12問目の「社会保障制度の維持」です。
「国民負担を増やして給付水準を維持」と
「給付水準を下げて国民負担を抑える」の
ふたつしか選択肢がないです。
「国民負担を増やさずに給付水準を維持か
現状以上にする」をわたしは選びたかったです。
そんな選択肢はないので、
これもやむをえず「無回答」です。
わたしには「偏り」を感じて
不満が残る設問のバランスですが、
それでも「Q17. 同性結婚」、
「Q18. 選択的夫婦別姓」、
「Q19. クォータ制」というのがあります。
家族・ジェンダー問題の政策も
少しあるということで、
わたしでも積極的に関心が持てる要素も
ある程度はありました。