大きかったかたも、少なくないと思います。
衆院選の結果を考察する気力なんて
なくしたかたや、選挙結果の安直な解釈に
走るかたもいるかもしれないです。
それでも、こんな状況だからこそ
早まった判断や解釈は禁物だと思います。
このようなときだからこそ、
衆院選の結果を極力正確に分析して、
今後につなぐ必要があると思います。
野党共闘をしたから保守票や浮動票が逃げたのだとか、消費税減税を掲げたことが野党にマイナスだったとか、今は様々な主張が飛び交っていますが、それらはことごとく根拠を欠いています。
— 三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) November 4, 2021
ぼくはまだ何もできていないのですが、衆院選の解釈が安易に決めつけられてしまうのは少々気がかりです。丁寧な検討が必要だと思います。
— 三春充希(はる)⭐みらい選挙プロジェクト (@miraisyakai) November 4, 2021
今回の衆院選でもっとも問題となる、
野党共闘に関してもしかりです。
野党共闘や共産党にかねてから
不満のある人たちは、今回の衆院選一回の
失敗をもって、立憲民主党と共産党は
共闘を解消しろと言うと思います。
このような極端な意見を出す人は、
どんな場合、どんな状況においてもいるでしょう。
そんな極端な意見を出す人たちは、
おうおうにして近視眼的で無責任です。
そんな意見をまともに気にしていては、
行くさきを踏みあやまるというものです。
旧民主党、旧民進党が失敗したのは、
この手の「極端な意見」「無責任な意見」を
聞きすぎたのもあるのではないかと、
わたしは思っています。
もうひとつわたしが警戒するのは、
2017年10月以前の政治状況
(立憲民主党が誕生する前)に
もどったりしないかということです。
前に少し触れた「代表を変えて
安易に解決をはかる」もそうだし、
上述の「極端な意見」「無責任な意見」に
振り回されるものしかりです。
外部にも立憲民主党や共産党を
「負け犬」とみなして叩くという、
「あのころ」の論調や雰囲気が
復活するかもしれないです。
そんな「2017年10月以前の状況」が
ぶりかえしたら、それこそ立憲民主党も
リベラルもうだつがあがらなくなります。
そうした状況にもどさないためにも、
用心深く行動する必要があるでしょうし、
そのためには今回の衆院選に対する
冷静な分析が必要になると思います。