2021年11月23日

toujyouka016.jpg 野党共闘・共産党は今後も継続の方針

11月19日エントリの続き。

共産党の志位和夫委員長によると、
野党共闘はふじゅうぶんな
結果だったとはいえ、今後も共産党は
野党共闘を継続する方針です。

「野党誤算 振るわぬ共闘 志位氏は継続方針示す」

 
今回の野党共闘は「最初のチャレンジ」として
今後も継続する方針だが、落胆の色は隠せない。
志位氏は会見で野党共闘について
小選挙区では「一定の効果を上げた」と強調。
「(野党共闘で政権交代を目指す)
最初のチャレンジとして
歴史的意義があったと語った。

これはひとまずよかったと、わたしは思います。
(野党共闘に批判的なかたは、
べつの意見や感想があると思います。)


共産党が他党との共闘に積極的に
参加するというのは、むかしと比べると
ずいぶん変わったと思います。

少し前までは、共産党は絶対に
他党との連携はしなかったです。
「たしかな野党」をスローガンにして、
万年野党で居続けると開き直っていました。

旧民主党などからさんざん
手を差し伸べられても、外部から猛烈に
批判され続けても、共産党はかたくなに
共闘への参加を拒み続けました。


共産党の状況が変わったのは
2016年の参院選からだと思います。
自民党・安倍政権の力が絶大で、
改憲勢力の議席が3分の2を超える
危機に見舞われたのでした。

そこで共産党はそれまでの孤高の路線から
急きょ転換して、改憲勢力で議席が
3分の2を超えるのを阻止するべく、
野党共闘への参加を決めたのでした。

2016年の参院選は野党共闘が成果をあげて
32ある1人区で11議席をとるという
かつてない快挙だったことは
覚えていることと思います。

「参院選・1人区で野党健闘」

それ以降、共産党は野党共闘路線を
続けることになります。
最近政治に関心を持った中には、
「たしかな野党」というスローガンを
知らないかたも出てくるかもしれないです。


このように他党との連携を
続けることについては、わたしは
共産党の方針を評価したいと思います。

政権に参加することが政党の
そもそもの存在意義です。
また政権への参加を前提にしないと、
党は切磋琢磨されないと思います。

posted by たんぽぽ at 21:50 | Comment(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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