平野啓一郎氏のツイートと、
三春充希氏のノートは同じ発想です。
「バブル崩壊以降の平成30年間で
日本は衰退を続けた。その責任は
自民・公明政権にある」というものです。
日本がもうスゴくなくなってから発生した珍現象「日本スゴイ」論。追いつめられた心理なのかとか色々考えてたけど、誰が「実利」を得ていたのか。日本の貧困が隠しようもなくなり、もうまったくスゴくないと認めざるを得なくなって責任を問われるのは、結局、この三十年間の政権与党。大半は自公政権。
— 平野啓一郎 (@hiranok) November 28, 2021
「「今」を歴史の転換点にしよう」
けれどここで私たちはいちど立ち止まって、
本当に日本の名誉を傷つけてきたのが何者なのか
ということを問わなければなりません。
それはどうしたって、与党の30年間の政治だ
というよりほかにないはずです。
日本が貧しく、暮らしにくく、
また国際的にも力のない国になったのは、
1990年頃から30年にもわたって
衰退を続けてきた結果にほかなりません。
このような見かたが、一部の人たちの
あいだとはいえ、共有されはじめて
いるのだなと、わたしは思いました。
平成時代も30年以上続いて、
「ひとつの時代の区切り」として
見られるようになったのかもしれないです。
令和なって、まがりなりにも
平成時代を「歴史」として
評価できるようになった、
ということかもしれないです。
日本社会の全体で見た場合、
このような認識がどのくらい
広まっているかというと、
あまり顕在化していないと思います。
いまのところ、言論空間の片隅で
一部の識者たちがそう言っているだけ、
という感じです。
日本の衰退とその責任の所在について、
はっきり認識することは
わたしは大事だと思います。
それゆえわたしもかかる認識を
共有し、だれも読まないブログや
ツイッター、SNSで細ぼそながら
発信していくことにします。