2021年12月16日

toujyouka016.jpg コロナ・一過的な給付より継続的な支援

自民党・岸田政権は、18歳以下の子どもに
10万円の給付をすることを決めました。

また生活の苦しい学生に対しても、
10万円を給付することを検討しています。

「10万円給付に…「継続的な支援が欲しい」シングルマザーや大学生が抱く複雑な思い【福岡発】」
「"10万円”給付に…「継続的な支援が欲しい」シングルマザーや大学生が抱く複雑な思い」

 
実際に給付金の対象となる
生活が困窮するシングルマザーや大学生は、
給付金が得られることは、
それはそれでよろこばしいと言ってます。

それでも一時的な給付よりも、
継続的な支援を望んでいます。
母子扶養手当や児童手当の総額や、
学費を下げるといったことです。

県内で3人の子どもを育てるシングルマザー:

(コロナの影響で)予定していた給料が
下がるということもあるので、
そう思うと(給付金は)もうちょっと使うのを
我慢しようかなとかなってしまう。
希望としては、母子扶養手当や児童手当を
もうちょっと金額を上げて
持続的に支援してもらいたい
久留米市で1人暮らしをする田村理さん(大学2年):

お金をあげるというよりは、
(学費を下げるなど)そもそもの根本的な
解決をしてくれたほうが嬉しい。
”生活を送るのが難しい人はここから
ここまで”という線引きが難しい。
お金を配布すると言っても、
どのみち批判は避けられないと思う


現状のコロナ禍の状況にあっては、
一度の給付金(それもさほど額は
多くない)では、支援としてとても
ふじゅうぶんということです。

コロナウイルスで経済が逼塞した
状況が長く続いています。
本当に生活困窮層を救いたければ、
継続的な支援が必要ということです。


自民党・岸田政権が、生活困窮層に対して
継続的な支援をするか、という問題が
つぎに出てくることになります。
わたしは悲観的な予想をしています。

もともと自民党は「自助」やら
「自己責任」やらを振り回して、
公的支援をしようとしないという、
国民生活をかえりみないスタンスです。

1回だけでも10万も給付金を出す
というだけでも、自民党としては、
かなり「歩み寄った」意識だろうと思います。

そんな自民党政権ですから、
生活困窮層に対して継続的な支援なんて、
とてもしようなどとは考えないと思います。

posted by たんぽぽ at 22:21 | Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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