2021年12月29日

toujyouka016.jpg 「昭和な夫」と「令和な夫」はなぜいるか?

12月28日エントリの続き。

現在の40代の男性はいかにして
「昭和な夫」になるのか、
もしくは「令和な夫」になるのか、
ということを見てきました。

「同じ40代で「昭和な夫」と「令和な夫」がいるのはなぜなのか」

 
「令和な夫」になる例として、
長田庄平氏と妻の夫婦仲が深刻に
なったのを見た松尾駿氏が、自分も育児をすると
決めて実行したことをあげています。

そして「令和な夫」になるのは、
パートナーとぶつかり合う経験だと、
このエッセイでは考えています。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89879?page=4

価値観や見えている景色がまるで違う
両者を真っ二つに分けているのは、
「パートナーとぶつかり合う経験、
または、パートナーとぶつかり合っている様子を
目の当たりにした経験」ではないだろうか。


「昭和な夫」になった男性も、
松尾駿氏と同じような光景を見たり
経験したりしていると思います。

彼らも妻にワンオペ育児をさせている
男性を何人か見聞きしていると思います。
あるいはご自身が妻にワンオペ育児を
させたかもしれないです。

そして妻から鬼気迫る状況で、
育児の窮状を訴えられる夫を見たり、
自分で経験したりもしていることも
あるのではないかと思います。

赤ちゃんの世話で眠れず自分の時間も持てず、
心身共に限界で、自分が倒れたら
赤ちゃんはどうなるんだ、という恐怖を
日々抱える中、夫に窮状を訴える時に
殺気立つのは当たり前である。

大げさでなく、「私と赤ちゃんを見殺しにするか、
お前が死ぬかどっちか選べ」という
殺るか殺られるか、みたいな
鬼気迫る状況なのである。


松尾駿氏と同じものを見たり
経験したりしていると思われる同世代の
男性なのに、「令和な夫」にならず、
因襲・反動的な「昭和な夫」になるのは
なぜか?という問題が出てきます。

エッセイのタイトルにもなっている
この肝心の問いに対しては、
はっきりした答えは、残念ながら
示されていないようです。


鬼気迫る状況で育児の窮状を
訴える女性を見て、「昭和な夫」が
どんな反応をしめすかは、
このエッセイでもしめされています。

「女って怖い」という冷やかしの
ねたにするわけで、それだけ彼らが
育児や家事を軽視していることの
あらわれでもあることになります。

それを昔は「女って母親になると
別人みたいに怖くなるよなあ」と
男たちが茶化して話すことが多かった。
その様子がテレビで流れていた。
働く男たちの世界の中で、
家事育児という仕事がどれだけ
軽視されていたかがよく分かるフレーズだ。

かかる「昭和の夫」とは対照的に、
「家に帰ったら俺が仕事してきた
ことなんて関係ない。家に帰ったら
俺も一緒に育児をするんだ」と考えて、
実行に移すのが「令和な夫」です。


こうした同じものに対する
「昭和の夫」と「令和の夫」の違いは、
「本人の資質の問題」という、きわめて
ばくぜんとしたものになるのでしょう。

親世代からの因襲・反動的な家族観に
無批判に流されたままでいるか、
あるいはそうした既成のカチカンに
疑問を持ち問題意識を持てるか、
という差異なのだろうと思います。

なにが「昭和の夫」と「令和の夫」を
わけるのかについては、いまのところ
これくらいのことしか、わたしも言えないです。

posted by たんぽぽ at 22:45 | Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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