12月16日に、自民党の選択的夫婦別姓の
推進派の議連が、総会を開きました。
総会の内容については記事を
ご覧いただけたらと思います。
「「選択的夫婦別姓で、何か具体的に困ることはあるのか?」 自民党議員の質問に法務省は…」
自民党の中でも「選択的夫婦別姓」に対して
推進派の議員らでつくる「選択的夫婦別氏制度を
早期に実現する議員連盟」(浜田靖一会長)が
12月16日、衆議院議員会館で総会を開いた。
このニュースを見てわたしが思ったのは、
自民党の選択的夫婦別姓の推進派は
まだ活動をしているんだ、ということです。
自民党はご存じのように、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)
議員の力がとても強いです。
議論になるとほどんと一方的に
反対派(非共存派)の主張が通ります。
「第5次男女共同参画・選択的夫婦別姓」
「大幅に後退した選択的夫婦別姓」
10月の衆院選では、自民党は公約から
「選択的夫婦別姓の検討」の
くだりを削除するにいたりました。
「選択的夫婦別姓・検討もできない自民党」
その自民党は衆院選で大勝しました。
それゆえ選択的夫婦別姓に反対と
いうことが、国民から信任されたと
考えるのではないかと思います。
かくして選択的夫婦別姓を
求める論調はすっかり後退して
議論もめっきり減るのではないか、
とくに自民党では逼塞するのではないかと、
わたしは思っていました。
それゆえ自民党の推進派の議連が
まだ活動していることが、わたしには
ちょっと意外に思えたのでした。
自民党の推進派議員の議連が、
選択的夫婦別姓を実現させるだけの
力があるとは、わたしは思えないです。
それでも選択的夫婦別姓の議論を
続けるだけの力を、彼ら推進派の議連は
持ちえていたことは、いちおう
評価しておくことにします。