2022年05月09日

toujyouka016.jpg 世論調査・選択的夫婦別姓に賛成が後退

1ヶ月以上前のことで恐縮ですが、
残念なニュースのお話です。

3月25日に内閣府による「家族の法制に
関する世論調査」が発表されました。
家族と苗字に関する意識について
調査する、恒例の世論調査です。

「家族の法制に関する世論調査」
「2.婚姻した場合の名字・姓に対する考え方」

 
選択的夫婦別姓の是非についても、
今回の世論調査でも設問はあります。

「3 調査票 家族の法制に関する世論調査」

問12. 資料1に記載のある現在の制度である
夫婦同姓制度を維持すること、
選択的夫婦別姓制度を導入すること
及び旧姓の通称使用についての
法制度を設けることについて、
あなたはどのように思いますか。(○は1つ)

(27.0) 1.現在の制度である夫婦同姓制度を維持した方がよい →問14へ
(42.2) 2.現在の制度である夫婦同姓制度を維持した上で、
旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい →問14へ
(28.9) 3.選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい →問13へ
(1.9) 無回答 →問14へ

結果は、選択的夫婦別姓に
賛成: 28.9%、
旧姓使用: 42.2%
反対: 27.0%
でした。

「図12 選択的夫婦別姓制度」




前回の2018年2月発表の調査では、
選択的夫婦別姓に
賛成: 42.5%、
旧姓使用: 24.4%
反対: 29.3%
でした。

「家族の法制に関する世論調査」

4年前と比べると、今回の調査では、
選択的夫婦別姓に「賛成」が
大葉に後退したことになります。
はなはだ遺憾と言わざるをえないです。

選択的夫婦別姓に「反対」は
わずかながら減っています。
よって割合だけ見ると、「賛成」から
「旧姓使用」に移った人が
多かったことになるでしょう。


なぜこんな事態になったかですが、
2021年10月の衆院選で自民党が
大勝したことが原因ではないかと思います。

この選挙結果によって、家族やジェンダーに
関しても因襲・反動的な風潮が
ぶり返したものと思います。

選択的夫婦別姓に対する理解も、
同様に後退することになったのでしょう。
なんともゆゆしいことだと思います。

posted by たんぽぽ at 22:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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