4月4日の日経新聞に、『月曜日のたわわ』の
コミック版の全面広告が載りました。
その広告を、国連女性機関
(UN Women)が問題視して、
4月11日に日経新聞に抗議したのでした。
「国連女性機関が『月曜日のたわわ』全面広告に抗議。「外の世界からの目を意識して」と日本事務所長」
「「月曜日のたわわ」全面広告を日経新聞が掲載。専門家が指摘する3つの問題点とは?」
ニューヨークの国連女性機関本部が、「月曜日のたわわ」の全面広告を掲載した日経新聞に「容認できない」として抗議していたことがわかりました。
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) April 15, 2022
4月11日に同社に宛てた書面では、対外的な公式の説明や、広告の掲載の可否を決めるプロセスの見直しなど求めました。 https://t.co/7GPX0zk3or
【国連女性機関 広告で日経に抗議】https://t.co/SSSqeJS9lB
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 15, 2022
漫画「月曜日のたわわ」の宣伝のため、性的に描いた女子高生のイラストを日本経済新聞が朝刊の全面広告に掲載した問題で、UN Women(国連女性機関)の本部(米・ニューヨーク)が日経新聞に抗議していたことが分かった。
日経新聞に掲載された問題の
全面広告はこのようなものです。
高校生の女の子が、日経新聞の読者
(通勤中の勤め人をとくに
意識していると思われる)に
「素敵な一週間になりますように」と
ねぎらっているものです。
その高校生は胸が過剰に成長して
とても大きくなっています。
「なんだまたそれか」という感じです。
高校生の女の子が通勤中の勤め人を
ねぎらうというのが、通常はあまりない
不自然なシチュエーションです。
そしてねぎらうのが性的特徴を
強調した高校生の女の子という時点で、
「読者」「勤め人」は男性しか
想定していないことになります。
この広告は、男性が女性を性的に
消費している、女性は男性に
性的消費されるというジェンダー役割分担を
肯定していると批判されても、
無理もないと思います。