2022年06月09日

toujyouka016.jpg 特殊合計出生数が6年連続で減少

厚生労働省が6月3日に2021年の
人口動態統計を発表しました。
この統計では出生率(特殊合計出生率)の
推移が示されています。

「令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
「第2表 人口動態総覧(率)の年次推移 (2-1)」

「昨年の出生数81万人、6年連続で最少更新…死亡数は戦後最多の144万人」

 


6月8日エントリでお話した
総務省統計局のデータは、
子ども(15歳未満)の数、割合を示しています。
今回の人口動態統計は、各年に生まれた
子どもの数、割合を示しています。

厚生労働省は3日、2021年の
人口動態統計(概数)を発表した。
生まれた子どもの数(出生数)は
81万1604人で、6年連続で過去最少を更新した。
1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す
「合計特殊出生率」も6年連続の
低下となり、1・30だった。
死亡数は143万9809人で戦後最多となった。


以下に人口動態統計のデータをしめします。
今年2021年の出生率は1.30です。
2015年の1.45をピークに
毎年下がり続けています。



出生率も令和に入って、減少のペースに
加速がかかっています。
この調子だと、あと2年で過去最低の
1.26(2005年)を下回りそうです。

日本はこれまでいかにまともな
人口政策、家族政策をろくに行なわず
放置していたかが、ここでも
はっきりとあらわれています。

posted by たんぽぽ at 22:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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