6月8日エントリと6月9日エントリで、
子どもの数、出生数が減少を
続けていることについてお話しました。
「子どもの数が41年連続で減少」
「特殊合計出生数が6年連続で減少」
これらの記事を見て、人口減少、
子どもの人口崩壊が、まだメディアで
ニュースになることがあるのだなと、
わたしは思いました。
団塊ジュニアが出産適齢期を
すぎましたし、人口問題はもう話題に
ならないのかと、わたしは思いました。
省庁は毎年恒例の「ルーチンワーク」
として、人口問題に関する
統計調査を続けるのでしょう。
調査結果がお役所から発表されるので、
メディアもそれなりに人口問題や
家族政策を取り上げる
ということだと思います。
でも「これだけ」のように思います。
話題にはまがりなりにもなるけれど、
一時期のような議論がさかんに
なされるようにはならないと思います。
「一時期」というのは2010年代の
前半ですが、当時の安倍政権が
少子化対策をかかげたので、
世論的にも人口問題、家族政策が
話題になったということだと思います。
このころは議論だけはさかんでしたが、
じゅうぶんな政策がなされるには、
いたらなかったのでした。
現在は、人口問題、家族政策なんて、
世論の関心もほとんどないです。
議論にならないくらいですから、
必要な政策はなおさら
なされないと思います。