自民、公明は「本当に」食えなくても
選挙で勝つ、立憲民主、共産党は
食えない「気がする」だけで勝てない、
という日本の有権者に見られる
ダブルスタンダードを見てきました。
猫の学校さんのツイートは、
さらにつぎのような指摘もしています。
大企業の利益や安全保障に十把一絡げ
反対すると国民から思われているかぎり、
立憲民主、共産党は選挙で
勝てないと言っています。
立民・共産が、大型公共事業や大企業の利になること、そして国家の安全保障を強化する政策に対して十把一絡げに反対する(と国民から見做されている)限り、国民は絶対に自公に投票し続けるよ。賭けても良い。
— ねこです。 (@Katalernejo) April 23, 2022
そして自公(維)の勝利は日本の終わりの始まり≠ノなるよ。
心ある野党議員は、今からでも遅くないからよく考える方がいい。野党支持者もまた然りだ。勝てないプランAを掲げ続けいても無駄だ。
— ねこです。 (@Katalernejo) April 23, 2022
ダメな立民を救い、同時に自民党を内部分裂させる手を一緒に考えていただきたいと思う。なんにせよ先ずは投票に行くしかないんだけど。
このツイートで大事なのは、
かっこ書きになっている
「(と国民から見做されている)」
のくだりだと思います。
立憲民主党や共産党がいかに
すぐれた政策や指摘をしていても、
メディアによってステレオタイプな
与党批判しかしていないように
思わされるということです。
国会の予算委員会の質疑の全貌を
見るとか、なにかの機会に
「野党は実はまともな政策提言を
していることがわかった」
というかたは、ときどきいるようです。
そしてそうしたかたは「マスコミの
せいで野党はステレオタイプな
政権批判しかしていないように
いままで思っていた」と気付くようです。
残念ながらこのような認識に
いたるかたは、社会全体から見たら
ごく一部なのでしょう。
大多数のかたは、野党はステレオタイプな
政権批判ばっかりだと、
あいかわらず思わされているわけです。
こうした状況が続くかぎり、
立憲民主や共産党がどんなにすぐれた
活動をしても、それを理解する
有権者はごく一部にとどまります。
それゆえ野党各党は、自分たちの
正確な姿を、いかにして国民一般に
知ってもらうかが大事になります。
良心的な野党議員や野党支持者たちは、
そのための「メディア戦略」を
考える必要があるでしょう。
付記:
ここで問題なのは、あきらかに
マスコミの報道スタンスです。
それでも「マスコミが悪い」で
止まってしまうと、現状の改善は
望めないことになります。
「マスコミは野党にとって
不公平な報道をする」という前提のもと、
現状を打開するメディア戦略は
なにかを、考える必要があります。