2022年06月16日

toujyouka016.jpg 戦後最低の婚姻数・令和で急激に減少

6月15日エントリの続き。

婚姻数が戦後最低になったことを、
見ていきたいと思います。

「日本人の結婚への関心、依然高いが…男性25%・女性16%が「生涯未婚」」

データの出展は厚生労働省が発表する、
「人口動態統計月報」です。

「令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
「第1表 人口動態総覧の年次推移 (2-1)」

 



2021年の婚姻数は50.1万件です。
問題なく戦後最低の件数です。

2017年が60.7万件で、2010年が70.0万件です。
最後に80万件を超えていたのは、
1977年(82.1万件)で、1978年から
2010年までは、ほぼ70万件台に
とどまっていました。

婚姻数の減少がはっきり
見られるようになったのは、
21世紀に入ってからです。
このころから未婚率の上昇が
目立つようになってきたのでした。


2019年は59.9万件でしたが、
2020年は52.6万件と激減しています。
これはコロナ禍の影響で
結婚を控えるかたが増えている、
ということだと思います。

このあとコロナ禍が収束すると、
いくらかは婚姻件数は
持ち直すのかもしれないです。

それでも結婚当事者世代の
人数が減りはじめているので、
婚姻数の減少傾向は、
今後もずっと続くと思われます。

posted by たんぽぽ at 21:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 戦後最低の婚姻数・令和で急激に減少 web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック