前のエントリの続き。
毎日新聞のボートマッチ「えらぼーと」は、
「同性婚」の是非の設問もあります。
こちらも「重要争点」として認識されて
きたということなのでしょう。
「毎日新聞ボートマッチ参院選 えらぼーと2022」
野党はどこもほぼ全員が、同性婚に
「賛成」と回答しています。
(下に並んでいる「諸派」を除く)
これは選択的夫婦別姓と事情が
よく似ていると思います。
自民党は同性結婚でも「賛成」「反対」
「無回答」の3つに意見が割れています。
その中でも「反対」が59%で、
同性結婚は選択的夫婦別姓より
「反対」に回答が集中しています。
選択的夫婦別姓も同性結婚も
どちらも自民党が信奉と推進をする
「家族イデオロギー」に反します。
それゆえ両方とも反対することになります。
その中でも同性結婚は、選択的夫婦別姓より
抵抗が強いということかもしれないです。
あるいは選択的夫婦別姓よりは
同性結婚のほうが、まだ正直に
反対を表明しやすい状況にある
ということかもしれないです。
公明党は「反対」はいないのですが、
「賛成」54%、「無回答」46%と、
ふたつに大きく割れています。
公明党は同性結婚に積極的に
賛成と言えない事情があって、
そうした候補者が「無回答」で
お茶を濁しているものと想像します。