2022年07月01日

toujyouka016.jpg 配偶者控除、教育無償化、緊急避妊薬

6月30日エントリの続き。

毎日新聞のボートマッチ「えらぼーと」
ですが、ほかのわたしが気になる
政策も見ていきたいと思います。

「毎日新聞ボートマッチ参院選 えらぼーと2022」

 
> 配偶者控除

「現状維持」と答えた候補者が多いです。
「控除引き上げ」は共産、社民に
やや多く目立っているのが意外です。

配偶者控除は「専業主婦を囲い込む」と
言われて、女性の就労のさまたげに
なるので、ジェンダー平等の観点からは
むしろ廃止が望ましいです。

それでもコロナに物価高と、
生活苦が続くご時世なので、
控除の縮小や廃止は好ましくない、
という判断なのかもしれないです。




立憲民主は「現状維持」と
「なくすべき」に分散しています。
「無回答」も目立っています。

国民民主は 5つのすべての
選択肢に、回答が分散しています。
「なくすべき」がもっとも多いのが
国民民主というのも、やや意外です。

維新は「無回答」がとても多く76%です。
「なくすべき」と答えたいけれど、
生活難のご時世なので、はっきり言えなくて
お茶を濁しているのでしょうか?


> 高校、大学無償化

野党はどこも「完全無償化」が多いです。
(下のほうの「諸派」を除く)



自民、公明だけは「無償化拡大」が
もっとも多くなっています。
自民、公明でさえ高校と大学の
無償化は拡大を主張している
ということもなるでしょう。

この期におよんで無償化の
現状維持や縮小、廃止を主張できる
候補者はいないということのようです。


> 緊急避妊薬

これは「緊急避妊薬を処方箋が
なくても、薬局で購入できるように
する」という質問です。

自民党以外はどこの政党も、ほぼすべての
候補者が「賛成」と答えています。
(下のほうの「諸派」を除く)




自民党だけは「賛成」「反対」
「無回答」に割れています。
選択的夫婦別姓や同性結婚と
状況が似ていると言えます。

自民党で緊急避妊薬の市販薬化に
反対や無回答の候補者は、
おそらく例の家族イデオロギーやら
純潔思想を信奉しているのでしょう。

女性の性の自己決定なんて、
彼らの因襲・反動的な家族・ジェンダー観に
反するということです。

posted by たんぽぽ at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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