2022年07月08日

toujyouka016.jpg 投票率の低下と「失なわれた30年」

「みらい選挙プロジェクト」の
三春充希氏の参院選に寄せるコラムの
第三回目が配信されました。

「第3回 投票率の底から 『武器としての世論調査』リターンズ―2022年参院選編―」

今回のテーマは投票率の低下です。
投票率の低下をまともに実証的に
分析したのは、三春充希氏が
最初ではないかと思います。

 


投票率の低下はかねてから
三春充希氏が問題にしてきたことです。
これまでにも三春充希氏は
いくつか記事を書いていますし、
わたしもこのブログで取り上げて、
考察したことがあります。

「投票率の低下と無党派の増加」
「平成時代の政治思想・カイカク」


1990年代以降の投票率の低下は
「失なわれた30年」とリンクしている
というのが、三春充希氏の指摘です。

バブル崩壊以降、就職難、生活難に
なった人たちを、「自己責任」と言って
政治はかえりみなかったのでした。

そうした政治から見捨てられた人たちは
政治に期待が持てなくなり、
選挙に行かなくなったということです。
「政治で自分たちの生活は
改善されない」という絶望感です。


その後、21世紀になっても
就職難、生活難におちいった人たちの
救済に消極的という政治のスタンスは、
変わらなかったのでした。

それゆえ政治から見捨てられ、
政治に期待が持てなくなった人たちは、
しだいに増えていきます。

かかる「失なわれた世代」が
増えていったことが、平成以降の
投票率の長期的な低下傾向を
もたらしたことになります。

posted by たんぽぽ at 19:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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