2022年07月20日

toujyouka016.jpg 統一教会と政界の関係・ことばが詰まった

7月17日放映のNHK『日曜討論』で、
第2部は「異例の選挙戦 問われたのは」でした。

「▽異例の選挙戦 問われたのは」

ジャーナリストの江川紹子氏が
この「異例の選挙戦 問われたのは」に
出演しているのですが、ここで自民党(政界)と
統一教会の関係について言及します。

 

一ついいですか?

やっぱり今回の事件でですね。
やっぱり社会的に問題のある団体と、
政治家の関係っていうのも
やっぱり見直さなければいけない
ということが言えると思うんですよね。

今のところ
先ほどおっしゃったようにですね
政治的テロというよりも
統一教会という一つの宗教団体によって
家庭や人生を壊されたというふうに思っている
そういう恨みをですね
肥大化させてしまった末の事件と
いうふうに見られるわけですけど
もちろん、それがですね
犯罪を正当化しないということは
言うまでもありませんけれども

この団体の被害に取り組んでいる弁護団からはですね
政治家に対してここと関わらないように
っていう要請が今まで何度も出ていたんですね
にもかかわらず
今回の選挙でも
この団体の支援を受けている候補者がいると
いうふうに言われています
やっぱりこの事件を機にですね
関係を改めるっていう必要がありますし

それから国民もメディアもですね
この問題にもう少し関心を持って
一人一人の政治家をチェックする
っていうことも必要になってくるのかな
というふうに思います


今回の参院選でも、統一教会の支援を
受けた候補者がいるということに、
江川紹子氏は触れています。
(そのような候補者は自民党に多い、
というところまでは言及がないです。)

加えて国民もメディアも統一教会と
政治との関係について関心が薄い、
もっと関心を持ちチェックする必要がある、
ということに指摘がおよんでいます。











江川紹子氏のこのような指摘が出てくると、
司会者はなぜかことばを詰まらせます。
そして強引に「政治と有権者」の
お話に話題を変えるのでした。

この司会者のリアクションは、
どういうことなのかと思います。

統一教会と政界の関係なんて
だれも言うと思っていなかったので、
予期しないコメントに、返答を用意して
いなかったのでしょうか?

統一教会と政界の関係という
触れてはならないことが出てきたので、
なにも言うわけにいかない、
ということでしょうか?


司会者としては(NHKとしては)、
「安倍晋三の銃撃事件は、統一教会に
対する容疑者の個人的うらみであり、
政治的なものではない」
ということにしたいのでしょう。

安倍晋三が殺されたのは、
7月18日エントリでお話したように
「容疑者の一方的な思い込み」
ということにしたいものと思います。

「容疑者の思い込みにしたいらしい」


posted by たんぽぽ at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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