「政治の力」で摘発されない統一教会統一教会のことが取り上げられました。
「羽鳥慎一モーニングショー 動画 7月18日」
有田芳生氏が出演して、統一教会と政治の
関係についてお話しています。
#有田芳生さん「空白の30年間でメディアも報道しない、もちろん社会問題にもならない中で、統一教会は日本社会で活動してきたし、全く監視の目が届かない状況のもとで、国会議員の人たちにも浸透していってるのが今現実なんです。」
— TOMO-NI (@TOxMOxNIx67) July 18, 2022
社会全体で空白の30年間に終止符を。#統一教会#モーニングショー pic.twitter.com/A4KYABNiBb
玉川さん「宗教法人格を取り消すこともできたのに、取り消さなかったのはなんでなんだろうとずっと思ってる」
— TOMO-NI (@TOxMOxNIx67) July 18, 2022
有田さん(警視庁の幹部に)「なんでオウムの次は統一教会って言ったのにダメだったんですか？」(と聞いた)
〝政治の力だった〟
この一言の後のスタジオの空気がヤバい。#モーニングショー pic.twitter.com/C1aSc1aLon
いまから30年近く前、地下鉄サリン事件で
オウム真理教を摘発したあとです。
「つぎは統一教会だ」と警察関係者から
言われていたのでした。
ところが統一教会の摘発は、
いつまでもなされないままです。
どうしたのかと有田芳生氏は警察関係者に
お尋ねしたところ、「政治の力だ」
という返事だったのでした。
おそらく統一教会は政界、とくに自民党と、
それまで以上に密接に結びついたのでしょう。
それで支持基盤である統一教会が
摘発されないよう、自民党・政権与党が
圧力をかけたものと思います。
それから統一教会の活動はメディアで
報道されることがめっきり減りました。
かくして統一教会がなにをしているか、
世論一般はほとんど知らないという
「空白の30年」となります。
そのあいだ統一教会は、自民党の支持基盤として、
あたりまえのように政治に強い影響力を
およぼし続けることになります。
オウム真理教は統一教会と対照的で
政権与党との結びつきはなかったようです。
それゆえ「政治の力」は働かないので、
地下鉄サリン事件でオウム真理教は
遠慮なく摘発されたのでした。
政権与党と結びつくことで、
「政治の力」で保護されるようになった
統一教会のほうが、ずっと要領よく
立ち回ったことになります。
一般にカルト教団は、信者向けもしくは
対外的な権威づけと、自分たちの保身のために、
政治家と癒着することが多いです。
オウム真理教がなぜ政治と
結びつかなかったのかはわからないです。
統一教会のように政治と結びつくのが、
むしろ一般的だと思います。
