国葬の是非について訊いた、
NHKの世論調査をご紹介しました。
「安倍晋三の国葬・統一教会の影響は小さい」
「「国葬」を「評価する」49% 「評価しない」38% NHK世論調査」
この調査は、安倍晋三の国葬の決定を
「評価する」「評価しない」と訊いていました。
この訊きかたは、不自然な表現を
使っていると、わたしは思いました。
こうした場合、「賛成」「反対」と
訊くのが通常だと思います。
なぜストレートに「賛成か、反対か」を
訊かないのかと思います。
政府は、安倍元総理大臣の葬儀を、
国の儀式の「国葬」として今年秋に行う方針です。
この方針への評価を聞いたところ、
「評価する」が49%、「評価しない」が38%でした。
「評価する」「評価しない」では、
安倍晋三の国葬を行なうことは、
すでに既成事実となっているかのようです。
国葬について「評価する」「評価しない」、「よかった」「よくなかった」という聞き方をした世論調査はありました。しかしそれは世論というものを、政府の決定に対する事後的な感想のようなものとして矮小化する聞き方です。まったく賛同できません。賛成・反対を聞くべきです。
— 三春充希(はる)⭐未来社会プロジェクト (@miraisyakai) July 26, 2022
「賛成」「反対」と言わないのは、
「安倍晋三の国葬はもう決まった」という、
NHKのスタンスが現れたのでしょうか?
訊きかたのせいで調査に影響が
出ていないかと気になります。