安倍・自民党は、政権を獲得するために、
2012年の衆院選で、統一教会から積極的な
選挙支援を受けたのでした。
そうなると、その後の自民党・安倍政権が
常勝を続けた国政選挙はどうだったのか、
と思うところです。
その後の6回の国政選挙においても、
安倍・自民党は統一教会から
おおいなる支援を受けていたようです。
2012年の衆院選だけではなかったわけです。
「国際勝共連合」の会長は、こんなふうに
安倍晋三は統一教会との関係を
大切にしてくれたと語っています。
「統一教会は安倍晋三元首相の「雨天の友」だった」
だが、安倍氏と統一教会との関係は
「3代の因縁」ばかりではなかった。
梶栗氏は「この8年弱の政権下にあって、
6度の国政選挙において私たちが示した誠意というのも、
ちゃんと本人(安倍)が記憶していた」とも
語っており、選挙での協力が安倍元首相との
縁を深めたことを認めていた。
2013年の参院選では、安倍晋三肝入りの
候補者を当選させるために、統一教会の
組織力が動員されたこともありました。
この候補者は元産経新聞政治部長・北村経夫、
安倍晋三がじきじきに依頼し、
菅喜偉官房長官の采配で統一教会の
支援を取り付けたのでした。
「自民党安倍政権と統一教会。2013年参院選時に蠢いた策動」
安倍総理の肝いりの候補者・北村を
当選させるべく、教団本部は全国の信者へ
7月5日から7日の間に期日前投票をするよう
地区教会経由で指示、各地区教会の責任者には
毎日の投票実績を松濤本部へ報告するよう課した。
投票数の低い地区の教会責任者は問責されたという。
信者三千人による特別伝道部隊も
結成され、選挙運動を後押しした。
安倍首相が「じきじきに」後援を依頼し、
菅官房長官の「仕切り」によって統一教会で
講演した北村は教団組織票の上乗せで当選した。
統一教会の協力があって、2013年の参院選で、
北村経夫は当選を果たしました。
北村経夫は得票数の半分以上が、
統一教会からの組織票だったようです。
北村経夫の得票数は約14万。統一教会の組織票は約8万。総得票の半分以上が統一教会からだった。北村経夫は統一教会のおかげで当選できたと言える https://t.co/hxwkTVJCZu
— たんぽぽ (@pissenlit_10) July 28, 2022
安倍政権が国政選挙で勝ち続け、
歴代最長の政権となったゆえんのひとつは、
統一教会によって支えられたことも、
あることになります。
一般的には、国民から多大な支持を
受け続けることで、長期政権となります。
日本の最長政権にかぎっては、
「カルト教団に支えられたから」という面が
大きいということです。
ここに日本の社会、政界がいかに
むしばまれ、腐敗と堕落をしているかが、
しめされているとも言えます。