自民党・岸田内閣の支持率低下に関する
毎日新聞の世論調査の記事についた
ブックマークを見ていきます。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20220918/k00/00m/010/143000c
岸田政権の支持率低下の原因は、
自民党と統一教会の癒着が、世論から強く
批判されているからと考えられます。
それに対して「だからといって
野党の支持に回るわけではない」という
趣旨のコメントが散見されます。
自民党が深刻な問題を起こして
批判されているときにかならず出てくる、
「定番」のコメントだと思います。
直接的な自民党の擁護が難しいので、
野党を否定することで間接的に
自民党支持を肯定するのでしょう。
「自民党はたしかに深刻な問題を
かかえているが、それでも野党よりは
ましなんだ」ということです。
かかる間接擁護が散見されることを
指摘するコメントもあります。
「定期」とまで言っていて、
野党を否定して自民党の問題の
相対化をはかる人が出てくるのは
「定番」であることまで指摘しています。
岸田内閣支持29% 7ポイント減、3割割る 毎日新聞世論調査 | 毎日新聞「でも、野党を支持する方にまわる訳ではない」定期。w
2022/09/18 22:20
それでも今回は、野党否定で間接的な
自民党擁護をする「定番」のコメントは、
いつもよりやや低調な気がします。
「相対化」で自民党を擁護する人たちも、
「野党より統一教会のほうがまし」
「野党がだらしないから統一教会を
支持する」と言えるほど、
大胆不敵な人はさすがに少なめに
なるのかもしれないです。
付記:
これまでなぜ「野党より自民党の
ほうがまし」という結果に
なったのかというと、支持基盤である
宗教団体が自民党支持の世論を
拡声していたことがあります。
「宗教団体が増幅する保守・右派の主張」
現在は「拡声器」のひとつである
統一教会が批判されています。
その状況で、自民党支持の拡声が
どのくらいなされうるか、
という問題はあると思います。