mネットのアンケート

「民法改正情報ネットワーク（mネット）」が、民法改正についての
アンケートを、各政党を対象に行なっていて、その結果が公表されています。
（まだ公式サイトには、載せられていないようです。）
「３００日規定：民主など３党「見直す」　ＮＧＯアンケ」

回答があったのは、日本新党以外の６党
（自民、公明、民主、社民、共産、国民新党）からです。
前のエントリ「参院選のために」「参院選のために（２）」と合わせて、
これをご覧のかたの参考になればさいわいです。

　
その民法改正（選択別姓と婚外子のことだと思います）ですが、
公約にしている政党は、民主、社民、共産、公明の４党です。
国民新党は、公約にしていないですが、
これはやはり、党内に反対派がいるからなのか、
単に関心がないだけなのかは、なんとも言えないです。

民法改正法案を、いつも反対して握りつぶしている、
自民党にいたっては、「民法改正を公約に掲げていない」と来たものです。
「選択別姓ブロックシフト」の、反ジェンダー平等的な、
安倍内閣だけに、「そんなものは知らん」ということでしょうか。


「離婚後３００日以内に誕生した子は前夫の子」のほうは、
民主、社民、共産の３党が「見直す」と、回答しています。
国民新党は、野党４党の法案提出に加わっているので、
見直しに賛成だと思いますが、関心があまり強くないのか、
アンケートには回答していないようです。

公明党は、「見直す」と回答しなかったと記事にありますが、
「離婚前の妊娠を含めて、議員立法の救済措置」を主張しています。
なんらかの解決は計りたいが、連立している自民党の事情を
おもんかばって、「見直す」と言わないのかもしれないです。

共産党は、事実上結婚が破綻していれば、離婚前でも、
適用できるようにすると、さらに一歩進んだところまで主張しています。
また社民党は、772条に、推定のおよばない事情を、
第3項ではっきりと規定することを主張しています。
（社民党は、福島瑞穂氏が党首なので、この分野には強く、
かなり的確な対応策が、作れるのでしょうか。）

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政党アンケートが、mネットのサイトにも掲載されました。
http://www.ne.jp/asahi/m/net/index.html

「2007年参議院議員選挙　民法改正に関する政党アンケート（pdf）」
http://www.ne.jp/asahi/m/net/ankeito.pdf
「2007年参議院議員選挙　民法改正に関する政党アンケート結果（pdf）」
http://www.ne.jp/asahi/m/net/ankeitokekka.pdf

Posted by たんぽぽ at 2007年07月29日 13:54