参議院総選挙が、いよいよあしたとなってしまいました。
新聞社による、参院選の最後の選挙予想も出ましたが、
自民の劣勢と、民主の好調に、さらなる拍車がかかっていますよ。
「民主、勢いを維持 自民40議席割れも 参院選情勢調査」
「参院選情勢調査:「1人区」は野党が16選挙区で優位」
未来のことは、断定的に書かないお約束なので、
記事では、与党の過半数維持が「困難」「厳しい」となっています。
しかし、予想最高議席を見れば、過半数を超えるのが、
「絶望的」だと言いたいのは、あきらかでしょう。
前回の調査では、自民は40議席をどうにか超えるくらいで、
これでも「当たればすごい」と、わたしは思っていたのでした。
ところが、その40議席も微妙になってきて、
過去最低(89年)の36議席に手が届きそうです。
民主党は、目標の55議席は、じゅうぶんクリアできそうで、
改選分過半数の61議席も、見えてきています。(すごい...)
勝敗を大きく左右するので、気になる1人区も、
朝日の調査によると、序盤のときの予測とくらべて、
自民が有利なところは、4選挙区から増えていないですが、
野党系が有利なところは、13から18選挙区へと増えています。
毎日のように、自民劣勢、民主躍進という報道が続くものだから、
振りもどしで、自民が持ち直すかと心配したのですが、
そんなことはないようで、加速度的に差が開いている様子です。
(それとも調査結果を見て、自民はまだ負け足りないと思われた...?)
すこし前の7月17日ですが、民主党の小沢代表が、
「緩めば負ける。必死で戦え」というタイトルの檄文を、
各地の候補者に向けて送ったのを、ご存知のかたも多いと思います。
民主党有利の報道が、連日くりかえされるので、
安心してもう勝った気分になった選挙区が、いくつかあったようです。
実際、自民に追いつけていなかったり、逆転されたところもあったみたいです。
なにしろ、自民党は海千山千で、支持基盤は底力があり、
選挙に勝つための執念がものすごく強く、なりふりかまわずやります。
それをとてもよく知っている、小沢代表ですから、
このままでは目標の55議席は難しいと、危機感が出てきたのでしょう。
2度の新聞社の調査のあいだ、民主党が有利を堅持したのも、
こうした引き締めの効果も、あったからかもしれないです。
「「民主トロイカ」1人区テコ入れ 首相も応援演説再開」
「民主、目標「55」に厳しい認識 情勢分析で小沢代表」
安倍晋三首相や、その周辺はというと、
「参院選は政権選択の選挙でない」と言って
(じゃあ、「安倍と小沢と、どちらが首相にふさわしいか?」
なんて言うなよ...)どんなにぼろ負けしても、
退陣なんか絶対しないぞと、腹をくくっておりますよ。
「「安倍続投」発言続々…政府・与党の予防線か」
「笑止千万!安倍官邸「続投シミュレーション」」
目標議席も、最初は与党過半数のはずが、橋本退陣(98年)の44議席になり、
それがいつのまにか40になっていて、36のつもりのかたもいそうです。
というか、劣勢が進行するたびに、目標議席が下がって、
いつまでたっても、退陣ラインに到達しない感じです。
「<参院選>自民「40」が分岐点か…焦点、首相の責任ライン」
「安倍 居直り続投画策」
自民党サイドは、すっかり開き直って(?)いる様子です。
「89年から参院の定数は10議席も減った。同じ36議席でも価値が違う」
「与党敗北で喜ぶのは北朝鮮」「どん底で辞めたら何を言われるかわからない」と、
ここへ来て、言いわけも、いよいよ低レベルになっています。
2007年07月28日
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選挙に行こう! 「戦後レジームの継続」を選択しよう!!
Excerpt: ついに参院選投票日の前日になった。当ブログでは、これが投開票日前最後のエントリになる。 ここまできたら、あとはもう投票所に足を運んでいただくことをお願いするしかない。 投票先については、各..
Weblog: きまぐれな日々
Tracked: 2007-07-28 22:52
それ以前に日本が大変なことになっていることがあります。
http://3.csx.jp/peachy/data/korea/korea1.html
これを読んでこれからのあなたの考え方の参考にしてくれたら幸いです。よろしくお願いします。
たんぽぽは、政党不信をあらわにして、背を向けるよりも、
信頼できる政党や政治家は、本当にどこにもいないのか、
よく調べることにしたいと思います。
ご紹介のサイトだけど、旧宗主国に対して反感を持つなんて、
世界中どこにでもあることで、めずらしくもないですよ。
(でもって、たんぽぽが関心あることは、民法改正とか、
ジェンダー政策だけど、それとはちっとも関係ないことなので、
とりたてて参考にならないです、あしからず...)