総務省の放送法に関する文書で、
自分が関係している箇所は捏造だと、
こないだから高市早苗が主張しています。
「放送法と「政治的公平」 問われる高市氏の発言 表現の自由と知る権利」
「立民・小西氏「放送法を私物化」 政治的公平性巡り、内部文書公表」
「高市氏、放送法文書は「捏造」 事実なら議員辞職―参院予算委」
「高市氏、放送法文書は「捏造」 議員辞職を否定」
「高市氏 放送法めぐる行政文書“自身関係はねつ造 辞職考えず”」
問題の総務省の文書は、放送法のうち、
政治的公平性の解釈に関係するものです。
政府がメディアをより規制しやすいよう、
解釈を変更するという内容です。
この文書に高市早苗も登場します。
高市早苗が安倍晋三と電話で
協議したことや、総務省からレクチャーを
受けたことに、言及があります。
高市早苗は、総務省からレクチャーを
受けたことも、安倍晋三と電話で協議を
したことも、そんな事実はないと
文書に書かれた内容を否認します。
高市氏は8日の質疑で「このような
レク(説明)を受けたはずはない。
放送法解釈で安倍氏と電話したことはない」と否定。
高市早苗経済安全保障担当相(衆院議員)は
安倍政権で首相官邸側から圧力が
かかったことを示す総務省内部文書とされる
資料について、「信ぴょう性に大いに疑問を持っている。
全く捏造(ねつぞう)文書だ」と述べた。
総務省の放送の文書が捏造でないなら、
自分は議員と閣僚を辞任するとまで、
高市早苗は啖呵を切ったのでした。
小西氏が「捏造でなければ閣僚、議員を
辞職するということでよいか」と尋ねたのに対し、
高市氏は「結構だ」と応じた。
このあと、総務省の放送法文書に
捏造などないことが示されます。
「総務省、文書捏造なかったと結論」
総務省は22日、放送法の「政治的公平」の
解釈を巡る行政文書について最終的な
調査結果を発表し、捏造があったとは
「考えていない」との見解を示した。
高市早苗はなぜか議員も閣僚も
辞任する気はまったくないです。
「高市氏「杉尾氏に言われ、辞任ない」 文書は「怪文書の類」」
高市早苗経済安全保障担当相は
放送法に関する総務省の行政文書を
巡る問題で引責辞任するよう求められ、
「杉尾氏に言われ、何らやましいことも
ないのに閣僚の職を辞する
ということはない」と否定した。
最初に高市早苗が総務省の文書を
「捏造」と言ってのけたとき、
文書は捏造でないことがほどなくして
証明されると、わたしは思ったです。
そして「捏造でないなら辞任する」
という公約なんて、高市早苗は守らずに
とぼけだすとも思ったです。
「鼻でスパゲッティを食べてみせる」
なんて約束をすると、たいていは
その約束を実行しなければならない
事態になると思います。
そしてその約束は実行しない
(実行できない)という展開に
なるのが相場だと思います。
高市早苗はなぜに「放送法文書が
捏造でないなら、議員と閣僚を辞任する」
なんて、守れない可能性が高いであろう
公約をするのかと思います。
捏造でないことの証明なんて
どうせできないと、たかを括って
いたのでしょうか?
このあたり高市早苗は近視眼的に
なっているというか、見境がなくなって
いるように思います。