2023年04月11日

toujyouka016.jpg  落選運動・有権者の選択の自由と多様性

4月2日エントリの続き。

自民党の杉並区議会候補、わたなべ友貴は、
選択的夫婦別姓と同性結婚に反対しています。
それゆえ青野慶久氏の主催する
落選運動、「やしのみ作戦」
エントリされることになりました。

「多様性のある社会を目指して ヤシノミ作戦」

 
わたなべ友貴は自分が落選運動の
ターゲットになったことが不満で、
「多様性のある社会を目指すのに
落選運動はおかしい」という趣旨のことを、
ツイッターで言っていました。

「反多様性を認めないことが多様性」



有権者にはどの候補者を選び、
どの候補者を拒否するか、
「取捨選択」をする自由があります。
落選運動をするのも有権者の
「取捨選択」の自由のうちです。

落選運動をけしからんと否定することは、
このような有権者の選択の自由を
否定することになります。
それは民主主義の維持という観点から、
おおいに問題があることです。


「多様性のある社会」との関係を言えば、
候補者のさまざまな選択をする
有権者がいることが「多様性」です。

ある候補者を支持する有権者ばかりでなく、
拒絶する有権者がいるのも
当然ということです。

落選運動はけしからんとして
有権者が候補者を取捨選択する
自由を認めないなら、そちらのほうが
多様性に反するというものです。



posted by たんぽぽ at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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