4月25日エントリの続き。
4月23日の衆参補欠選挙は、自民党が5議席中
4議席を獲得して圧勝に終わりました。
安倍晋三なきあとの山口4区は、
有田芳生が立候補していました。
「衆院補選 山口2区・4区」
当選したのは自民党の吉田真次で、
52000票程度を獲得しています。
有田芳生は次点ですが、
26000票たらずにとどまりました。
有田芳生の惜敗率は49.26%で、
当選した候補者の半分以下の得票です。
統一教会に対する批判をかかげて
出馬したと思うのですが、
「歯が立たなかった」と言えます。
下関はもともと自民党(安倍晋三)の
基盤がものすごく強いところです。
山口4区は、安倍晋三があたりまえの
ように常勝し、対立候補をまったく
寄せ付けない状況でした。
「山口県第4区」
山口4区で自民党(安倍晋三)の
対立候補が惜敗率50%を超えたのは、
小選挙区導入後の最初の選挙である
1996年の1回だけです。
今回の補欠選挙は、じつは有田芳生は
過去2番目に高い惜敗率でした。
自民党の対立候補が山口4区で
これだけ得票できたのはむしろ「大健闘」と
言えるかもしれないです。
そう考えると、統一教会と自民党の
癒着を問題視し、批判をするべく
動いた有権者もある程度はいた、
ということになりそうです。