2023年05月03日

toujyouka016.jpg 国民の多数から嫌われない立憲民主党

「立憲民主党が国民の多数から
嫌われているという事実はない」という、
三春充希氏からのご指摘です。

1000件以上の世論調査を見ているが、
立憲民主党が多数から嫌われていることを
示すデータはないとのことです。

 


三春充希氏からじきじきに、2021年6月に
行なわれた、選コム・JX通信の電話調査による
政党不支持率を示されています。

嫌われていることと支持されないことを
同じとみなすことはよいか、
という問題はあると思います。
それでも不支持率と嫌われ具合は、
近いと考えてよいでしょう。



立憲民主党の不支持率は9.9%です。
公明党の7.1%よりも高く、
不支持がやや多いなという気はします。

それでも自民党の21.9%、共産党の19.0%と
比べると、立憲民主党の不支持率は
ポイントで半分以下です。

不支持率1割で自民党の半分以下では、
立憲民主党が国民の多数から嫌われているとは、
とても言えそうにないです。


「立憲民主党は国民の多数から
嫌われている」という言説は、
ときどき聞かれると思います。
それは狭隘で偏った認識であることが、
世論調査から示されることになりました。


立憲民主党の関係者や支持者は、
「自分たちは嫌われているのではないか」と
不安になったり不必要に卑下することは、
まったくないことになります。

立憲民主党は、支持の低迷には悩む
必要はあるでしょうが、悩む方向性は
「そちらではない」ということです。


「立憲民主党は多数から嫌われている」
という言説は、実際に立憲民主党が
嫌いな人たちによる、「多数から嫌われている」と
思いたい「願望」だと思います。

立憲民主党が嫌いな人たちの中には、
自分たちは多数派だと思っている
(思いたい)人も多そうです。
そうした彼らの「多数派幻想」もあると思います。

posted by たんぽぽ at 17:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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