2023年07月12日

toujyouka016.jpg 各世論調査の選択的夫婦別姓賛成の割合

2020年代になってから、選択的夫婦別姓の
世論調査やアンケート調査が、
いくつもなされるようになりました。

その中で選択的夫婦別姓に賛成の
割合を並べたグラフがあります。

 
https://www.tumblr.com/lacrima16/722646196157562880/%E5%90%84%E4%B8%96%E8%AB%96%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%AE%E9%81%B8%E6%8A%9E%E7%9A%84%E5%A4%AB%E5%A9%A6%E5%88%A5%E5%A7%93%E8%B3%9B%E6%88%90%E5%89%B2%E5%90%88


これらを見ていると、どの調査も
選択的夫婦別姓に賛成の割合は、
6-8割程度となっています。

調査はさまざまなメディアや
団体が行なっていますし、
調査方法や調査対象もさまざまです。

それでも同じような数値になるのですから、
全体の7割程度のかたが選択的夫婦別姓に
賛成だと考えてよいでしょう。


そうした中にあって、内閣府の
世論調査だけが選択的夫婦別姓に
賛成の割合が3割に満たないという、
特異的なものとなっています。

「世論調査・選択的夫婦別姓に賛成が後退」

結果があからさまに異なるのが、
内閣府の世論調査だけとなれば、
内閣府だけなにか問題があると
考えるのが妥当というものです。



posted by たんぽぽ at 22:48 | Comment(4) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 各世論調査の選択的夫婦別姓賛成の割合 web拍手
この記事へのコメント
私自身、選択的夫婦別姓には賛成ですが、他の賛成派の活動方針が下手すぎると思います。

多くの人は、子の姓を任意で選べるB案を推進している様ですが、それでは、国民や政治家の理解を得られません。(立憲民主党が提出している法案は戸籍法改正が無いので、別姓を選ぶと戸籍から抹消されることになります。)

ここは、子供の姓を統一するA案を推進しましょう。それでも厳しければ通称法案であるC案でも構いません。(稲田朋美議員が提案している「婚前氏続称制度」は成立の可能性が高いと思います。)

勿論、家名の存続を目的としてはいけません。A案&C案では出来ません。と言うより、家名の存続と言う概念が選択的夫婦別姓を「してはいけないこと」と考えてしまう傾向があると思います。
Posted by 通りすがり at 2023年08月01日 12:23
通りすがりさま、

ハンドルは不特定多数を連想させる
ものではなく、個性を感じられる
ユニークなものにしてほしいと思います。


>他の賛成派の活動方針が下手すぎる

そんなことはないと思います。
どの推進派のかたも可能なかぎり
効果的な活動をしていると思いますよ。

「全国陳情アクション」しかり、
「夫婦別姓訴訟」しかりです。
現状をかんがみて考えられるかぎり
最大の成果をあげていると思います。

一般の選択的夫婦別姓の推進派の
みなさんはネット、ツイッターの
言論も軽視していないです。

反対派(非共存派)がおかしなことを
言っているのを見たら、可能なかぎり
反証をして、ネットのリテラシー
保全につとめています。
こうした姿勢も好ましいことです。


>国民や政治家の理解を得られません。

この「国民」「政治家」が
一般的なかたたちでしたら、
すでに理解は得られていると思います。

自分が夫婦別姓を選択しないのなら、
夫婦別姓の家庭の子どもなんて「他人ごと」です。
苗字がどうあろうと関係ないことです。
さしたる興味もないだろうと思います。


「国民」「政治家」が、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)でしたら、
A案だろうが、B案だろうが、
ほかにどんな案を出そうが、
けっして「理解しない」と思います。

彼ら反対派(非共存派)は、
どんな案をしめされても、選択的夫婦別姓に
賛成することはぜったいになく、
がんめいきわまりなく反対を続けるだけです。

反対派(非共存派)のがんめい
きわまりなさは、「対案を変える」なんて、
「小手先」の対処でどうにかなるような
ものではない、ということです。

対案によっては、反対派(非共存派)から
理解を得られるのではないか、
なんて考えたら、それこそ反対派
(非共存派)たちの「思うつぼ」です。
Posted by たんぽぽ at 2023年08月02日 21:35
たんぽぽさま、こんにちは。こうやって、夫婦別姓のブログを続けてくださっていることに感謝いたします。ありがとうございます。私が夫婦別姓の事実婚をして18年。私の姓の子供が13歳になりました。事実婚は破綻せず続いています。子供に父親と母親の姓が違うことについてどう思うか聞くと、生まれたときからそうなので、なんとも思わないと答えます。父親と姓が違うことも全く気にしていません。別姓反対派の子供がかわいそうという意見は全く的はずれだということです。こどもの名前は夫婦が話し合って決めればいいことです。サイボウズの青野さんが言っていました。いつか夫婦別姓は必ず認められる。それが正しいことだから。私もきっとそうだと思います。
Posted by はな at 2023年08月05日 00:18
はなさま、おひさしぶりです。
わたしのブログを愛読してくださり、
まことにありがとうございます。

最近は時間がかぎられていて、
見てのとおり、ブログの更新がめっきり
減っているのが、はなはだ残念です。


>私が夫婦別姓の事実婚をして18年。私の姓の子供が13歳に

事実婚歴、だいぶ長いのですね。
わたしの活動歴よりちょっと
短いくらいかもしれないです。

お子さんもだいぶ大きくなりましたね。
事実婚の家庭でもなんら問題は
ないようで、なによりです。

>生まれたときからそうなので、なんとも思わないと答えます

それでとうぜんだと思います。
夫婦別姓の家庭の子どもにヒアリングする
調査はたくさんありますが、苗字が原因で
問題があった例はひとつもないです。
http://taraxacum.seesaa.net/article/465887939.html

生まれたときから夫婦別姓の家庭で
暮らしている子どもはそれをとうぜんと思う、
ということが、反対派(非共存派)は
どうしても理解できないようです。


選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
想定する「子ども」は、「母親が改姓して
父親の苗字で夫婦同姓がいい」です。
http://pissenlit16.seesaa.net/article/486286500.html

ようは「妻に改姓させて自分の苗字で
夫婦同姓」という、反対派(非共存派)の
男性自身の考えを「子どもの考え」
ということにしているのだと思います。


>いつか夫婦別姓は必ず認められる。それが正しいことだから

依然として、選択的夫婦別姓は
実現の可能性が見えない状況が続いてはいます。

それでも案外短い時間で、
思いがけないことが起きて
事態が好転するかもしれないです。
それを信じて邁進したいと思います。
https://pissenlit14.tumblr.com/post/703980784814637056/
Posted by たんぽぽ at 2023年08月05日 22:06
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック