2023年12月29日

toujyouka016.jpg 岸田政権と自民党の支持率が下落中

岸田政権と自民党の支持率が下落中です。
11月の時事通信と12月の毎日新聞の
調査をみると、政権支持率も自民党支持率も、
2012年の政権交代以来最低という、
衝撃的レベルでさえあります。

「内閣支持21.3%、最低更新=自民も下落19%―時事世論調査」
「岸田内閣支持率16% 不支持率79% 毎日新聞世論調査」

 
岸田内閣の支持率は、11月18、19日実施の
前回調査(21%)より5ポイント減の16%で、
内閣発足以来最低を2カ月連続で更新した。
不支持率は前回調査(74%)より
5ポイント増の79%だった。

調査方法が異なるので単純比較はできないが、
支持率が20%を下回るのは、
菅直人政権下だった2011年8月(15%)以来。
不支持率79%は、毎日新聞が世論調査で
内閣支持率を初めて質問した
1947年7月以来、最も高い。
時事通信が10〜13日に実施した
11月の世論調査によると、岸田内閣の支持率は
前月比5.0ポイント減の21.3%だった。
岸田政権で過去最低だった前月をさらに下回り、
2012年12月の自民党政権復帰後に
実施した調査でも最低となった。
不支持率は同7.0ポイント増の
53.3%で岸田政権として最も高くなった。

内閣支持率が政権維持の「危険水域」とされる
2割台となるのは4カ月連続。
自民党の政党支持率は19.1%で、
政権復帰以来最低だった前月から
さらに1.9ポイント減らした。


マスコミすべての世論調査について
過去からの推移を見ても、岸田政権の支持率、
自民党支持率のいずれも、2023年6月ごろから
低落が続いていることがわかります。


最近の1ヶ月程度なら、自民党・安倍派の
政治資金の裏金が原因と思います。
それ以前から政権と自民党の
支持率は下がり続けているので、
ほかにも原因はあるのでしょう。

岸田文雄はまがりなりにもつづがなく
やっている、という印象がわたしにはありました。
なので「高支持率」とはいかなくても、
そこそこの支持率があるのかと、
わたしは思っていました。


わたしはどうやら政局感が
すっかりなくなっているようです。
これはわたしは、政局への関心がこのところ
まったく薄れているからにほかならないです。

わたしはもともと政策課題を中心に
問題を考えるので、政局はかならずしも
関心があるわけではないです。
選挙とか必要なときに情報を追えばいい、
というスタンスです。

とはいえ、あまりにも政局感がないのも
考えものですから、もう少し政局を
把握するようにしたいと思います。


特定の政治課題にはとてもくわしくて、
優れた政策も提案するのですが、
政局がぜんぜんわからなくて、
しばしあっけに取られるようなかたを
ときどき見かけることがあります。

いくら優れた政策を提案しても、
政局感がないと、選挙や政治活動の際、
適切な判断ができなくなります。

なので政策課題が重要というかたで
あっても、一定の政局感は
維持しておく必要があると言えるでしょう。

posted by たんぽぽ at 17:40 | Comment(1) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
Thank you for the clapping comment.

わたしも似たようなことを思っています。

岸田文雄はこのまま衆議院を
解散できないまま、総裁の任期が
切れると思います。

つぎの総裁選では、自民党はマスコミに
どしどし報道させて話題を作り、
世論の関心を集めようとするでしょう。


つぎの総裁がだれかは、
わたしにはまったく不透明です。

一連の問題がどれも岸田文雄には
直接的には責任がないことなので、
岸田が首相をやめたところで、
かならずしも解決するとは
かぎらないでしょう。

岸田をやめさせようという動きが
自民党やその支持層からないので、
「首を変えればいい」という状況だと
思われてないように思います。
Posted by たんぽぽ at 2023年12月30日 16:10
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