2024年01月13日

toujyouka016.jpg 最後の機会?いえ、とっくに手遅れです

前のエントリの続き。

岸田政権が決定した「こども未来戦略」ですが、
この中で、2030年が少子化傾向を
反転できる最後の機会としています。

「「こども未来戦略」決定 少子化に歯止めかかるか」

 
去年、生まれた子どもの数は過去最少の77万人あまり。
1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の
指標も1.26と最も低くなりました。
少子化に伴い、人口減少も進んでいます。
なかでも、急速に出生数が下がった
2000年以降に生まれた人たちが30代を迎える
2030年までに対策をとらないと、
その後、経済や社会システムの維持が
できなくなるおそれもあります。

そこで、岸田政権は、2030年までが少子化トレンドを
反転できる「ラストチャンス」として、
「こども未来戦略」を決定しました。
成澤さん、対策は数年をかけて行われますね。

「少子化問題」を解決できる「最後の機会」は
2010年ごろで終わっていると思います。
このころが団塊ジュニア世代の
出産適齢期の最後の時期だったからです。

「平成の歴史的失策・子どもの人口崩壊」



安倍晋三が政権をとった初期の、
2013-14年ごろ、少子化対策についての
議論がさかんなことがありました。
このときですでに「少子化問題」は
「手遅れ」だったということです。

現在は「少子化を避ける道をなくした」と、
人口問題、家族問題について
ついに効果的な対策はなされなかったと
「回想」する時期というものです。

「少子化を避ける道をなくした」


かかる状況にあって「2030年は少子化傾向を
反転させる最後の機会」なんて
まだ言っているということです。

「まだ終わっていない」と思わなければ、
モチベーションがあがらない
というのはあるかもしれないです。

「手遅れ」になって干支が1周しているのに、
まだこの認識とあっては、
人口問題、家族問題が解決しないのも
むべなるかなというものです。

posted by たんぽぽ at 16:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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