2024年03月24日

toujyouka016.jpg 香川県・すべての議会で意見書が可決

3月19日に香川県は県をふくめた
すべての議会で、選択的夫婦別姓の実現を
求める趣旨の意見書が可決されました。

「選択的夫婦別姓制度の議論活性化など求める意見書 香川県の全自治体議会で可決」
「「選択的夫婦別姓制度」国へ意見書 県内全議会で可決 全国初 /香川」

「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」は、
全国各地の自治体に対してすすめている活動です。

 

婚姻時に夫婦が同姓か別姓かを選べる
「選択的夫婦別姓制度」の法制化や議論の活性化を
国に求める意見書について、香川県内の全議会
(県議会と17市町議会)での可決が19日、実現した。

2024年1月現在、全国383議会が意見書を可決しているが、
都道府県内の全議会が可決したのは初めて。

これはとりもなおさず
「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」の
地道な活動の結果だと思います。
おめでとうございます。

香川県は瀬戸内海の島もあります。
移動に負担のかかる場所もあるところで、
すべての議会で意見書可決は快挙です。



すべての議会で選択的夫婦別姓の意見書が
可決したのは、香川県が最初です。
このあとも、「全議会で意見書可決」の県が
続いて出てくることを期待したいです。

香川県は日本でいちばん狭い県です。
それに加えて地方県なので、各自治体の
市域、町域も広いところが多いです。

それゆえもともとの自治体の数が少なく、
全議会での意見書可決の実現が早かった、
ということもあると思います。


多くの自治体で可決した意見書の内容は、
「選択的夫婦別姓の国会での議論を求める」
という趣旨のものです。

多度津町で可決した意見書は
「選択的夫婦別姓の実現を求める」
という趣旨になっています。
内容的に踏み込んだものもある、
というのも特徴的だと思います。

ほとんどの意見書は保守系議員の賛同も
得やすいよう国会での「議論活性化」を
求めるものですが、宇多津町議会は
一歩踏み込んで「法制化を求める」ものです。


posted by たんぽぽ at 21:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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