2024年03月24日

toujyouka016.jpg 地方議会・意見書可決のポテンシャル

「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」
すすめている、選択的夫婦別姓の実現に
積極的な意見書を可決した議会は、
現在全国で400近くになっています。

 

多くの議会においては、選択的夫婦別姓の
実現に積極的な意見書を可決しています。
議会によっては2回以上
可決しているところもあります。
今後もまだまだ増えることと思います。

選択的夫婦別姓に反対の意見書を
可決する議会もたまにありますが、
こちらはあきらかに「特例」です。

選択的夫婦別姓に賛成というのは、
適切な情報をしめせば、だれでもある程度の対話で
理解できるものだ、ということを
しめしていると思います。


こうした一連の陳情アクションが
選択的夫婦別姓の実現にどれほど影響を
与えるかという問題があります。

「全国陳情アクション」は2018年から
はじまって、2024年の現在、
選択的夫婦別姓の意見書を可決した自治体は
400を越えようとしています。
それでも選択的夫婦別姓が実現する
みこみはまったくないです。

地方議会レベルで賛成の意思表示を
いくらしても、選択的夫婦別姓の実現には
残念ながらなかなか近づかない、
ということだと思います。


それでも選択的夫婦別姓の導入に関する
意見書を可決した議会が400というのは、
驚異的な数ではあると言えます。

「反対派(非共存派)の城の外堀を
埋めた」とは言えないでしょうが、
外堀の外側のそのまた外側の堀くらいは、
だいぶ埋めていると言えるかもしれないです。

直接成果にむすびつかない活動ですが、
着実に蓄積を築いていることはたしかです。
こうした蓄積はポテンシャルとなって
将来効果を発揮することと思います。

posted by たんぽぽ at 21:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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